量子コンピューター

IBM Quantum System One 国内稼働1周年

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商用量子コンピューター IBM Quantum System Oneが「新川崎・創造のもり かわさき新産業創造センター」で稼働を開始して、1年が経過しました。(稼働開始日:2021年7月27日)

その間に、量子プロセッサー「Eagle」、海外における様々なパートナーシップ、量子プロセッサーの新たなロードマップ、などが発表されました。

IBMは、「堅牢でスケーラブルな量子ハードウェア」、「強力な量子プログラムを実現する最先端の量子ソフトウェア」、「量子コンピューティングに対応した組織やコミュニティーによる幅広くグローバルなエコシステム」の3つの柱で、大規模で実用的な量子コンピューティングの実現に取り組んでいます。

IBM Quantum System Oneの国内稼働開始以降の、IBMの量子コンピューティングにおける主要な出来事

日時 内容
2021年7月27日 東京大学とIBM、日本初のゲート型商用量子コンピューターを始動
ニュースリリース

2021年10月6日 IBM Quantum Challenge Fall 2021 開催(開催期間:10月27日〜11月5日)
Think Blog Japan記事
2021年11月16日 IBMが127量子ビットの画期的な量子プロセッサーを公開(127量子ビットのIBM Quantum Eagleプロセッサーを発表)
ニュースリリース
2021年12月3日 IBM Quantum Challenge Fall 2021 結果発表
IBM Research Blog記事(英語)
2022年1月4日 IBM Quantum System Oneが2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞を受賞(表彰式:2月2日)
Think Blog Japan記事
2022年2月3日 IBM とカナダ・ケベック州政府、IBM Quantum System を含む広範囲なパートナーシップを締結
ニュースリリース
2022年3月29日 HSBCがIBMと連携し、量子コンピューティング活用に向け加速
ニュースリリース
2022年4月13日 Qiskit Runtimeのプリミティブでアルゴリズム開発をより簡単に
IBM Research Blog翻訳記事(Think Blog Japan記事)
2022年5月10日 IBM、実用的な量子コンピューティングの時代に向けた新たなロードマップを発表:4,000 ビット超のシステムの提供を計画
ニュースリリース
2022年6月10日 高校生向け量子ネイティブ人材育成プログラム「Kawasaki Quantum Summer Camp 2022」の開催を発表(川崎市、東京大学、日本IBM 共催)
新川崎・創造のもり『高校生向け量子ネイティブ人材育成プログラム「Kawasaki Quantum Summer Camp 2022」を開催します!』

関連情報


黒澤 巧
構成・編集:黒澤 巧
Think Blog Japan 編集責任者
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