IBM Cloud カタログの新機能

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この投稿は、2020年8月4日に、米国 IBM Cloud Announcements(英語) に掲載されたブログの抄訳です。

新しいSDKやエンタープライズ向けのカタログ・フィルタリング、Bitnami OVAイメージの利用可能など、IBM Cloudに関連する最新の機能を発表します。

IBM Cloud エンタープライズ向けカタログ・フィルタリング

IBM Cloud Enterprise を使用すると、組織のアカウント体系、プロジェクト、ワークロードの分離などを一元的に管理し、運用することができます。IBM Cloud カタログのどの製品がエンタープライズ階層内のアカウントで利用できるかをフィルタを使用してカスタマイズできるようになりました。親アカウント・レベルで設定されたフィルターは、すべての子アカウント・グループおよびアカウントに適用されます。詳細については、IBM Cloud エンタープライズの製品管理を参照してください。

また、IBM Cloud エンタープライズでのカタログ・フィルタリングの CLI サポートも追加されました。次のコマンドを使用して、エンタープライズ階層内のアカウントでフィルタを設定および管理できるようになりました。

• ibmcloud catalog filter get
• ibmcloud catalog filter create
• ibmcloud catalog filter offering
• ibmcloud catalog filter delete

各コマンドは、デフォルトではエンタープライズ レベルでも同じように動作します。また、企業内の特定のアカウント グループにコマンドを適用することもできます。詳細については、カタログ管理 CLI プラグインを参照してください。

Bitnami OVA イメージ

IBM CloudカタログへのBitnamiアプリケーションカタログ(IBM外のWebサイトへ)の最初の配信は2019年に行われ、IBM Cloud Kubernetes Service(英語)クラスターに直接展開するための多数のBitnami Helmチャートが導入されました。 IBM CloudとBitnamiアプリケーションカタログを組み合わせることで、最高のオープンソースソフトウェアの厳選されたバージョンにすばやくアクセスし、テストと検証を行って、常に一貫して安全に実行されることを確認できます。

この配信の次の段階として、Bitnami OVA イメージが IBM Cloud カタログで利用できるようになりました。IBM Cloud Schematics(英語) サービスの導入により、IBM Cloud for VMWare ソリューション(英語)上で動作する vCenter サーバーを対象としたサードパーティ製 OVA イメージのサポートが可能になりました。カタログで利用可能な製品をすばやく見つけるには、[ソフトウェア] をクリックし、[ソフトウェア] リストから OVA イメージを選択します。120近くのBitnami OVAイメージがインストール可能になりました。

コンサルティング・サービス

私たちは現在、お客様のビジネスの変革を導くことを目的としたコンサルティングサービスを提供しています。私たちのコンサルティング戦略は、専門知識、ツール、方法論を組み合わせて、お客様のビジネス目標に沿ったクラウド戦略と導入計画を策定します。ご利用可能なコンサルティングサービスをご覧になりたい方は、カタログの「コンサルティング」をクリックしてください。

カタログ管理SDK

プライベートカタログやソフトウェア製品を含むカタログ管理サービス向けに、新たに4つのソフトウェア開発キット（SDK）を提供開始しました。

• IBM Cloud Platform Services Java SDK
• IBM Cloud Platform Services Node.js SDK
• IBM Cloud Platform Services Python SDK
• IBM Cloud Platform Services Go SDK

詳細については、カタログ管理 API リファレンスを参照してください。

IBM Cloud カタログの機能をチェックしてください。これからのデジタル・ジャーニーを楽しみにしています。

翻訳：IBM Cloud Blog 編集部