IBM Sustainability Software
IBM Envizi 企業向け炭素管理ソフトウェアのリーダーに格付けされる
2024年01月22日
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IBM Envizi ESG Suiteは、独立系調査・アドバイザリー会社Verdantix社がまとめたレポート「Green Quadrant: Enterprise Carbon Management Software 2023」(2023年11月30日発行)において、企業向け炭素管理ソフトウェア分野のリーダーの一社に位置付けされました。
IBM Enviziの市場リーダー格付けは、2022年版に続くものです。
参考 | IBM、カーボンマネジメント・ソフトウェアの最優秀リーダーと評価される
Verdantix社は、市場で最も著名な企業向け炭素管理ソフトウェアベンダー19社とその提供製品を対象に、包括的な比較・評価を行い、リーディングプロバイダーとしてIBMおよびIBM Enviziを選出しました。
調査は70項目に及ぶアンケートへの回答やベンダーによるデモンストレーション、ソフトウェア既存顧客へのインタビューなど詳細にわたるものです。
本レポートでは、企業向け炭素管理ソフトウェア市場が、企業の自主的な取り組みや法規制に後押しされ、大きな成長と変貌を遂げていることを明らかにしています。
そうした中、IBMは、カーボンマネジメントにAIを活用したソフトウェアベンダー3社の中で、際立って高い評価を受けています。
Verdantix社の分析では、「Capabilities(能力)」カテゴリーにおいてデータ取得、データ管理、データ集計について最高得点を獲得しています。さらに、戦略的成功要因、特にビジョンと戦略カテゴリーに基づいて各ベンダーを評価する「Momentum(勢い)」カテゴリーにおいても、とりわけ高いスコアを獲得しています。
本レポートでは、排出量測定とレポーティングに加え、脱炭素化が企業のサステナビリティー活動において主要なユースケースとなっていること、そして国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)や気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)などの自主的な枠組みで、炭素排出量の報告を選択する企業が増えていることも指摘されています。
そして排出量測定における厳格さが増している中で、多くの企業がより広範な機能と正確性を求め炭素管理ソフトウェアへの投資を検討しており、需要のシフトと規制の進化がさらに活気に満ちたダイナミックな市場を形成していることも示しています。
こうした状況に応え、IBM Envizi ESG Suiteは、世界中の大手企業の戦略的成長と脱炭素戦略を支えています。
一例として、不動産投資信託のGPTグループや、輸送、公共事業、施設管理を専門とする統合サービス・プロバイダーであるダウナー社は、温室効果ガス(GHG)データの取得・計算・分析のニーズに、IBM Enviziの幅広くきめ細やかな機能を用いており、レポーティングや情報開示の要件を合理化しています。
今回のVerdantix社の分析結果は、2023年7月17日に発行されたレポート「Green Quadrant: ESG Reporting and Data Management Software」における、IBMのリーダーシップ評価を補完するものです。
IBMは今後も、自社における30年以上にわたる環境リーダーシップの取り組みを通じて得た、持続可能性に関する専門知識と洞察力を活かし、お客様のビジネス、ブランド、そして地球にとって有益なサステナビリティ・ソリューション構築のパートナーとして注力してまいります。
Verdantix社のレポート「Green Quadrant: Enterprise Carbon Management Software 2023(英語)」をご覧いただきたい方は、以下よりアクセス/ダウンロードいただけます(要登録)。
https://www.ibm.com/account/reg/signup?formid=urx-52576
当記事は『IBM once again named a leader in the Green Quadrant for enterprise carbon management software』を日本の読者向けに編集したものです。
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