IBM Sustainability Software

IBM Enviziが日本語対応。より早く信頼に足るレポーティングと分析を提供

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ESG(環境、社会、ガバナンス)データの取得、管理、報告は、社会的な責任を果たし企業の持続性を高めるために、世界のあらゆるところであらゆる組織に欠かせないものとなっています。

IBM Envizi ESG Suiteはそうした社会の変化と要請に応え、先日の最新バージョンのリリースにより、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ブラジル・ポルトガル語、そして日本語の7カ国語版にてご利用いただけるようになりました。

 

IBM Enviziユーザー・インターフェースの翻訳機能には、下記主要領域が含まれています:
ホームページ、サマリー・ページ、 データ分析を提供する標準ダッシュボードとPowerレポート、そして各ページのメニュー、ボタン、検索とナビゲーション、フォーム、ダイアログ・ボックス、ポップアップ、プレビュー・パネル、参照グリッド、主要な電子メール、他。

Enviziのロケーション・パフォーマンスの日本語表示画面

Enviziのエグゼクティブ・レポートの日本語表示画面

 

この翻訳機能の拡張により、もっとも大きな恩恵を受けるのは複数の国や地域でビジネスを行っている企業や組織となるでしょう。

各国のスタッフは自国言語で情報を受け取り、作業を行うことができるようになりました。そして各地域のステークホルダーに対し、適した言語で情報提供を行えるようになりました。

 

組織運営に欠かせないサステナビリティ

的確に、そしてタイムリーにESGデータの取得、管理、報告を行うことは、世界中のあらゆる企業にとって大きなチャレンジとなっています。

IBM Institute for Business Value (IBV) が経営層と生活者を対象に行ったグローバル調査『成長の原動力か、妨げか、それが問題だ-ESG の潜在力を最大限活用する方法とは?』によると、エグゼクティブの41%が、サステナビリティの取り組みから成果を得るのに大きな障害となっているのが不十分なデータであると答えています。

また、経営層のほぼ4人に3人が手動で入力するデータが多いことを、そして10人に7人がデータの統合や操作に苦労していると回答しています。

参考 | IBMの新しい調査により、データ不足が環境、社会、ガバナンスの目標達成の妨げになっていることが明らかに

ESGデータの取得と管理を容易にするIBM Envizi

あなたが複数の国や地域にまたがりビジネスを行っているのであれば、翻訳機能がどれだけ現地のスタッフの業務を軽減し、正確性とスピード、そして効率を高めるかはご存知でしょう。

現地の言語にIBM Enviziのインターフェイスを変更することで、現地チームは母国語で簡単にプラットフォームを操作できるようになります。その結果、Enviziへの直接のデータ入力がよりシンプルになり、入力ミスや読み取りミスが激減します。

つまり、多くの企業が大きな問題と捉えているデータの確証性と、開示内容の正確性を、大幅に改善することができるのです。

 

言語拡充が搭載された最新版のリリースは、IBM Enviziの「ESGデータ管理と報告のプロセスを容易にする」ための取り組みの中の1つに過ぎません。

2023年9月にIBMがリリースしたニュース『IBM Brings New Capabilities to its Sustainability Software to Help Organizations Accurately and Efficiently Operationalize Scope 3 Greenhouse Gas Emissions Insights』では、自然言語処理(NLP)がIBM Envizi ESG Suiteに新機能として追加され、企業がスコープ3の温室効果ガス(GHG)排出量をより早く、そして正確かつ効率的に把握、計算、分析することができるようになることを発表しました。

今後、テキスト分類を含むNLP機能が統合されることにより、財務システムやERPシステムから引き出された支出データの分類が可能になる予定です。

引き続きIBM Enviziの進化にご期待ください。

 


当記事は『More accessible than ever: IBM Envizi ESG Suite now available in seven languages』を日本の読者向けに編集したものです。

 

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