IBM Storage
災害対策は万全にね。でも予算カットね。
2019-06-05
カテゴリー IBM Storage | Software Defined Storage
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情シス部のストレージあるある悩みを、名画に絡めで解説する【IBM 名画ギャラリー】。ギャラリーオーナー、猫、美術品コレクターに扮するIBMのストレージ担当者が、情シス部の悩みを解決に導きます。twitter#名画で学ぶストレージ でも配信中
今回は解説するのは私、猫です。
IBM 名画ギャラリーのオーナーが飼っているオス猫、名前は「くぼた」。出雲出身で人々の悩みを鋭い嗅覚と霊感で察知する。
一言:「困ったら”LANG=C”ニャン。」
ストレージ運用とは、会社の根幹を支える重要なお仕事…のはずが?
災害対策の複数拠点確保やサイト間のデータコピー、セキュリティー対策にログやアラートの監視をこなす情シス部。会社の根幹を支えるみなさんの働きぶりは本当に立派だニャ。災害やマルウェア、ランサムウェアがビジネスに大損害を与えることはいうまでもニャイし、いつでもデータが使えるように、データの保全性を高めることも重要な業務。さらに、ストレージ容量不足は障害を招く原因ともなるため、絶対に容量確保したいところ。こんなに会社にとって大切な業務が山積みニャンだから、もちろん予算も…ん?何やらヒソヒソ話が聞こえるニャ…え?え?えええー?経営課題クリアのためにITコスト削減?運用チームの予算を減らすですと!?
この歌麿の名画は、予算不足に直面した上層部が、会議前にこっそり予算削減案を示し合わせている様子だニャ。フンガー!削減どころか予算アップして欲しいくらいなのに、情シス部のみなさんお怒り、ごもっともニャー!
良いことづくしのオブジェクト・ストレージ
データセンターを複数拠点確保する災害対策は、確かにかかる費用は天井知らず、重いコストがのしかかって削減どころじゃないニャ。できるだけ小さなコストで災害対策するためには、オブジェクト・ストレージが理想的。2カ所以上のデータセンターをまたがって一つのシステムとして完全に自動制御するために、仮に1カ所に災害が発生しても完全無停止のままでデータ読み書きができる。障害が起きても稼働し続ける可用性が高く、データの保全性も心配無用ニャ!
非構造化データ、ビッグデータのおかげでいつもパンパンなファイル・サーバーも、オブジェクト・ストレージなら独自の技術で物理容量をサクッと削減。安全安心なITコスト削減策にはオブジェクト・ストレージ、これで上の方々の鼻をあかしてやるニャゴー!
災害対策、セキュリティー、容量アップ、コスト削減を一発解決!
IBMの「Cloud Object Storage」は、AWS S3 APIに対応。クラウド・データに簡単にアクセスできるため、クラウド・ネイティブな技術と相性抜群なサービス。RC4-128暗号化とMD5-128ハッシュ、AES-256暗号化とSHA-256もサポートする万全のセキュリティー対策なんだニャ。
スライスしたデータを別デバイスに保管するIBM独自のイレイジャーコーディング技術“IDA(Information Dispersal Algorithm)”により、障害が起きても稼働する可用性はニャンと99. 999999999999%を実現!スライスしたデータが保管されるデバイスは、データセンターの拠点数や必要なサービスレベルに合わせて自由に分散配置もできるのニャー!災害用の複数拠点があってもデータのコピーは不要なので物理容量を最大約50%削減することができ、ITコスト削減に大きく貢献してくれるニャン。また、災害時も複雑な立ち上げ操作なしにデータへのアクセスが継続できるので運用者の「災害時に本当に切り替えできるのか…?」という不安からも解放されるニャン!。まさにオブジェクト・ストレージだからこそできる災害対策ソリューション…夢のようだニャ。
さあ、上層部が会議で運用コスト削減案を提言する前に、情シス部のみなさんからこの素晴らしいコスト削減案を逆提案するんだニャー!情シス部もデータサイエンティストも経営陣も、みんな納得のストレージシステムで情シス部の評価がうなぎ登りになること間違いニャイ。上層部の呆気にとられる顔が楽しみだニャニャニャニャーン♪
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