IBM i

短期間・高品質・低リスクでDXを実現する最適な開発・実行環境とは

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「DX」という言葉は、IT業界で幅広く、時に都合よく使われています。

このブログでは、幅広く「守りのDX」= デジタル技術を使った既存業務の生産性向上のためのアプリケーション開発・導入と、「攻めのDX」= デジタル技術を貴社ビジネスそのものの変革に活用するためのアプリケーション開発・導入の、両方の意味合いで使っております。

貴社が「守り」、「攻め」のどちらでDXをご検討されているにせよ、アプリケーション開発のための時間が必要となります。DXの成果は一刻も早く得たいが、中途半端なアプリケーションで中途半端な成果では終わりたくない。と、お考えでしょう。

そのようなご要望にお応えすべく、弊社のビジネス・パートナーであるJBCC株式会社(以下、JBCC) と共同で、JBCCの持つ超高速開発手法と、IBMの最先端クラウドテクノロジーを組み合わせた、低コスト・短期間・低リスクでのDXプラン「JBアジャイル on i」のご紹介をいたします。では、その概要を説明しましょう。

 

短期間・高品質・低リスクでDXを実現する「JBアジャイル on i」のご紹介

[1] JBCCの超高速開発手法「JBアジャイル」

一般的な「アジャイル開発」は、小さなアプリケーションの単位を、開発-テストを繰り返して完成に導く手法ですが、「JBアジャイル」では、小規模なアプリケーションだけでなく、基幹システム構築のような大規模案件を含めて、幅広く対応できます。

「JBアジャイル」を使えば、通常のウォーターフォール型開発に比べて、プロジェクト期間全体を約40%短縮する一方で、要件定義期間を通常より長く確保し、かつプロトタイピングと組み合わせることで、貴社がご要望されるアプリケーションを、より高品質に開発することができます。

ウォーターフォール開発での開発スケジュール

ご参考) 「JBアジャイルとは」

 

[2] ローコード開発ツール「GeneXus」

「JBアジャイル」では、アプリケーションのプログラミングにローコード開発ツール「GeneXus」を使います。「GeneXus」により、Webブラウザーを使用する画面アプリケーションから、日次/月次/年次処理などをおこなうバッチ処理アプリケーションまで、業務遂行に必要な全てのアプリケーションを開発することができます。

しかも、一般的なプログラミング言語に比べて少ない行数で書ける、データベースの定義も「GeneXus」の中でまとめて行える、簡単に習得できるプログラミング・スタイルである、などの特徴 (このような特徴をローコードと呼びます) があり、プログラム開発の生産性を向上することができます。

ご参考) ローコード開発ツール「GeneXus」

 

[3] ハッキングされない、しかも、高パフォーマンス、それでいて簡単運用のクラウド・プラットフォーム 「IBM i on IBM Power Systems Virtual Server」

DXアプリケーション導入がきっかけで、ランサムウェアなどのハッキング被害にあうことは、なんとしても避けたいところです。「IBM i」 は、オブジェクト指向テクノロジーをOS (オペレーティング・システム) レベルで実装していますので、今までハッキング被害を受けたことがありません。貴社の大切なデータベースも、GeneXusで開発されたアプリケーションも、安全に、かつ高いパフォーマンスで安定稼働させることができます。

それだけではなく、IBM i にデータベース機能は統合されていますので、アプリケーションやデータベースの運用が、OS操作と同じGUIツールで、まとめて簡単に行えます。IBMではこの「IBM i」 を従量課金でご利用いただける「IBM Power Systems Virtual Server」として日本をはじめとする世界各国で提供しています。貴社の持続可能なITプラットフォームとして最適です。

 

「JBアジャイル on i」をお勧めしたいお客様

 短期間・高品質・低リスクでDXを実現する「JBアジャイル on i」は、次のようなお客様に最適です。

  • アプリケーション・パッケージを使用して基幹システムを稼働させてきたが、自社独自の強みを発揮するうえで、自社独自仕様の基幹システムを一から再構築し、DXを基幹システムそのもので実現したい。
  • 現行の基幹システム自体に課題は無いが、DXを進めるために、あらたにアプリケーションを開発したい。

ぜひ、貴社でも「JBアジャイル on i」をご検討ください。短期間で、高品質なアプリケーションを創ることで激動する世界で勝ち続けていただくために、JBCCとIBMは、全力で貴社をサポートいたします。

◆ いますぐご相談 -> IBMデジタル・セールスが承ります (お問い合わせフォームが開きます)

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