IBM Storage
ひとりぼっちになった運用チーム
2019-06-11
カテゴリー IBM Storage | Software Defined Storage
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今回解説するのは私、「たけだ」です。
料理とロボットが大好きなストレージ名画ギャラリーのオーナー。Myダッチオーブンで作った本格料理の味は芸術の域。
一言:芸術を理解するAIロボットを創りたいですわ
完璧の上に完璧を求められる情シス部
障害が起きない、ミスが起こらないことが前提の運用のお仕事、本日もお疲れさまです。サイバー・アタックされたら詰められるのは情シス部、災害でサーバーが止まったら詰められるのは情シス部、それによるデーター損害が起こったら詰められるのは情シス部。そのうち「なんで地震が起こったんだ!」なんて、地震まで情シス部のせいにされてしまいそう。
責任は重大な割に、「毎日同じことやってるだけでしょ」と思われることもしばしばな運用業務。この名画、ジャン=レオン・ジェローム「炉辺でのお喋り」は、運用業務の煩雑さを知らない上司が、コスト削減のため運用担当メンバーを減らそうとする様子を描いています。上の方々による「運用は完璧が当たり前」という思い込みから、何かあった場合に減点主義になってしまいがちな人事評価もつらいところ。会社のビジネスを支える情シス部の運用業務は、もっと尊重されるべきですよね。
もうコストを減らすところなんてない…!?
運用業務、特にストレージ周りではデータをしっかり保全することが求められます。データを安全確実に利用・保管するためのストレージ設計と管理、マルウェアやランサムウェアからデータをしっかり守るセキュリティー対策、そして確実なバックアップなど、情シス部の仕事に終わりはありません。
限界までがんばっている情シス部に、上の方々は「運用コスト削減!」とさらに追い討ちをかけてくる始末。運用コストは会社にとって固定費のようなもの。経営課題としてある程度は仕方ないとはいえ、何度も予算削減を繰り返してしまうと、運用メンバーは最低限の人数しかいなくなくなり、どうにか業務を回すのに必死な状況に。「これ以上、業務を効率化するなんて無理だ…」「疲労でミスが増えた…」情シス部のみなさん、そろそろ反旗をひるがえすときです!
簡単導入・シンプルかつ必要十分な機能は、運用業務の救世主
IBMの「IBM Spectrum Protect Plus」は、データの保全性をしっかり確保するバックアップソフトウェアです。
仮想アプライアンスで提供され、簡単に導入できる点がポイント。バックアップ状況やストレージ使用率の一元管理を可能にしたダッシュボード機能により、もう複数の管理画面に悩まされることはありません。
ハイパーバイザーをまたがるデータ検索でデータを探す時間を短縮し、「データの保管場所を詳細に記録する」なんて面倒な作業も効率的に行うことが可能に。そして永久増分バックアップでバックアップ時間は格段に短くなり、リストアもラクラクです。きっと少ない人数でも、スムーズに業務が遂行できるわ!
またクラウドやテープなどアーカイブ媒体に対応しているため、やっかいな長期保管コストも削減できます。さらに、重複排除・データ圧縮機能により、全体的なITコスト削減に貢献することが可能です。
さあ、求めてばかりで与えてくれない上の方々に、この完璧なITコスト削減案を差し上げましょ♪
Chie Takeda
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