IBM Storage
100台目のファイル・サーバー
2019-04-16
カテゴリー IBM Storage | Software Defined Storage
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「100台目のファイル・サーバー、追加するわよー!」
情シス部のストレージあるある悩みを、名画に絡めて解説する【名画で学ぶストレージ】。ギャラリーオーナー、猫、美術品コレクターに扮するIBMのストレージ担当者が、情シス部の悩みを解決に導きます。
twitter#名画で学ぶストレージ でも配信中
今回解説するのは私、猫です。
ストレージ名画ギャラリーのオーナーが飼っているオス猫、名前は「くぼた」。出雲出身で人々の悩みを鋭い嗅覚と霊感で察知する。
一言:「やっぱりキーボードはUSに限るニャン。」
データ管理でがんじ絡めな毎日から、自由になりたい情シス部
動画や画像などで増え続けるデータにストレージが圧迫される中、この先増えるデータ量もわからず、とりあえずのデータ退避策を探すという情シス部のみなさん、そのツライ胸中お察しするニャ。
エンジニアはもちろんのこと、ビッグデータを扱うデータサイエンティストですらストレージ管理に右往左往する昨今なのに、あげく会議では「ITコスト削減が大きな課題だ」なんて言われるって?ンニャゴーッ!
この名画ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」は、そんなデータ容量だのコストだの、あらゆる課題にがんじがらめの情シス部が、ストレージが圧迫する度にその場しのぎのファイル・サーバーを購入して希望の光を見出している様子。そう、とにかく何でもいいから新しいファイル・サーバーを追加投入すれば、困り果てた状況から解放される…!と、その都度思っちゃうのニャー。
従来のファイル・サーバーに、自由はない
ビッグデータが勢い盛んということもあり、データの多くは構造化データから非構造化データに。しかも、非構化データが占める容量がものすごく増えてきている。これまでのデータ保管方法やストレージ配置では、爆発的に増え続けるデータの管理がにっちもさっちもいかない時代になってしまったのニャ。RAIDやミラーでデータを守る時代はもう終わり。従来のファイル・サーバーでは、あっという間に元どおりのがんじがらめになってしまう。容量効率良くデータを保護する仕組みで物理容量を減らし、増え続けるデータにも対応する実質無制限の拡張性を持つオブジェクト・ストレージで、根本的に問題解決しようニャン!
物理容量を減らして、ITコストを大幅削減!
「IBM Cloud Object Storage」は、非構造化データを多く含むビッグデータにも対応できるサービス。IDA(Information Dispersal Algorithm)技術によってデータをビット列に分割して分散保管することで、使用する物理容量が大幅に減るため、ITコスト全体を大きく削減することが可能ニャ。また、オンプレミスからクラウドまで柔軟に対応し、ソフトウェア・デファインド・ストレージで個々のストレージ容量を意識せず管理可能。IDAによって分散保管されたデータは可用性が非常に高いうえ、セキュリティーは暗号化にて万全に保たれている点も特長だニャー!
「IBM Cloud Object Storage」はAWS S3 APIに対応しているので、データサイエンティストもストレスなく簡単にデータに対してアクセスできて生産性の向上も期待できるニャン!
ITコストの増加に困っているエンジニアさんたち、予算がない情シス部のみなさんには朗報!これからは実質無制限の拡張性を持つストレージで、ストレージの空き容量に振り回されない自由な毎日を過ごして欲しいニャン。
Tomonori Kubota
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