IBM Storage
障害は会議室で起こってるんじゃない!
2019-06-26
カテゴリー IBM Storage | Software Defined Storage
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会議室からの指示が障害対応の遅れを招くことも……。
「障害は会議室で起こってるんじゃない、データセンターで起こってやんでぇべらぼうめぇ!」
出典:東洲斎 写楽「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」
今回は解説するのは私、猫です。
ストレージ名画ギャラリーのオーナーが飼っているオス猫、名前は「くぼた」。出雲出身で人々の悩みを鋭い嗅覚と霊感で察知する。
一言:「困ったら”LANG=C”ニャン。」
システム・パフォーマンスの低下…慌てふためく情シス部
「このwebサービス、最近重たい…」とシステム・パフォーマンスの低下に気づいた瞬間、サービス部署から「お客様からクレームが来そうだから早くなんとかして!サービス・ダウンしたらどうしてくれる!」なんてメールが入るのは珍しくない話だニャ。焦って急ぎ対処しようとするも、サービスやアプリケーションのパフォーマンス低下の原因究明はとても大変な作業。何かボトルネックになっているコントローラーやストレージがあるわけニャンだけど、CPU使用率、ネットワーク負荷、コントローラー状態、サービス利用ピーク時のサービス挙動解析……色々調べても原因がわからない。しかもバラバラなベンダーで構築されたシステムだと、この手の作業はなおさら難航してしまいがちだニャー。
この写楽の名画は、様々な原因を推定して色々試している中、サービス部署から「緊急対策会議を行うことになったので参加してください」と電話がかかってきたときの情シス部の心の叫びだニャ。そう、ナルハヤで原因解明するために現場は四苦八苦しているのに、会議に参加だとォ〜?あげく緊急会議ではシステム知識ゼロの上層部から、ありがたくもお役に立たない助言や、無駄な作業が増えてしまうご指示をいただく始末…緊急対策は現場でやるから作業に集中させて欲しいニャゴー!
ストレージ・システムがボトルネックになることも…
パフォーマンス低下には色んな原因が考えられますが、その中のひとつにストレージ・システムの空き容量不足や負荷の偏りがあるニャー。だからこそ、余裕を持ったストレージを導入する、ストレージ計画を立てることはとても大事なんだけど、計画を実現するために、わかりやすいデータで予算の根拠を説明して偉い人たちを納得させなきゃいけない。ストレージ不足やストレージの割り当て調整は早め早めに対策を打たないと…ンニャ?異なるベンダーで構成しているストレージ・システムなのでデータ採取や統計作成が難しい?一元管理するために自前のツールを作るですと?ちょっと待ってニャー!そんな苦労しなくても大丈夫ニャゴー!
ストレージ・システムの一元管理、障害察知はお任せあれ!
IBMの「IBM Storage Insights」は、システムの稼働状況を常に監視して、万が一のパフォーマンス低下時にもサービスのボトルネックとなるストレージやコントローラーを見つけられる製品だニャ。
通常の監視業務においても、複数ベンダーで構成されたストレージ・システムを統一されたダッシュボードで一元管理が可能。システムピークの解析や空き容量、割り当て管理業務を簡素化して通常の監視業務を手助けするから、障害察知に役立つこと間違いないニャあ。
また、AIが障害を予知する機能で、障害を未然に防ぐこともできます。SaaS型クラウドにて提供されているため気軽かつすぐに利用できるうえ、システムピークが予想される時期だけなどの短期間の利用可能なのも嬉しいニャー!
これで会議室でも現場でも障害知らず♪他部署からのメールやテレフォンコールに怯える日々からサヨナラニャーン!
Tomonori Kubota
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