IBM Cloud Blog

IBM Center for Cloud Training が新たに提供する、クラウド開発者のためのラーニング・パス

記事をシェアする:

この投稿は、2020年10月06日に、米国 IBM Cloud Blog に掲載されたブログ(英語)の抄訳です。

IBM Cloud での認定の取得を目指すプロフェッショナルな IT 開発者のための、新たなクラウド開発者ラーニング・パスを提供します。

このラーニング・パスにより、開発者は、大規模なエンタープライズ環境のためのクラウド・アプリケーションとスタックを使用する経験を獲得することができます。

IBM Garage と IBM Global Services の専門家が、IBM Cloud 開発者のための、約 40 時間から 50 時間の新しいデジタル・ラーニングを作成しました。これには、ハンズオン演習も含まれており、IBM Center for Cloud Training で提供されます。

Experts from IBM Garage and IBM Global Services created approximately 40 to 50 hours of new digital learning for IBM Cloud Developers through the IBM Center for Cloud Training, including hands-on exercises.

モジュール

プロフェッショナル・レベルの IBM Cloud 開発者のためのラーニング・パス(英語)には以下のモジュールが含まれています。

  1. IBM Cloud 開発者役割の説明
  2. IBM Cloud プラットフォームのコンピュート・オプションの特定
  3. Function as a Service と IBM Cloud Functionsのデプロイ
  4. コンテナと Kubernetes の説明
  5. IBM Cloud Kubernetes Service でのアプリケーションのデプロイ
  6. Red Hat OpenShift on IBM Cloud でのアプリケーションのデプロイ
  7. クラウドネイティブ・アーキテクチャーとアプリケーションのデプロイ
  8. 使用可能な最新の統合パターンの概要
  9. IBM Cloud 統合サービスの説明
  10. IBM Cloud を使用した API ライフサイクルの活用
  11. クラウドネイティブ・セキュリティーに向けた準備
  12. IBM Cloud Identity and Access Management の説明
  13. セキュアな鍵管理の説明
  14. アプリケーション・セキュリティーの説明
  15. セキュリティーの可視性の管理
  16. IBM Cloud Object Storage の説明
  17. IBM Cloud データベースのエコシステムの概要
  18. IBM Db2 on Cloud の概要
  19. DevOps 機能の説明
  20. IBM Cloud Continuous Delivery ツールチェーンの説明
  21. Watson API サービスの説明
  22. クラウド環境でのブロックチェーン・サービスの説明
  23. Watson Internet of Things (IoT) の説明
  24. Mobile Foundation の説明
  25. IBM Garage Services の説明
  26. アプリケーションの自動スケーリングの使用
  27. アプリケーションのモニタリングとロギングの説明
  28. IBM Cloud Paks の説明

IBM Center for Cloud Training のその他のラーニング・パス

お探しのトレーニングではありませんでしたか?IBM Center for Cloud Training のその他のラーニング・パスを探してみましょう。

認定の機会

この IBM Cloud 開発者のためのラーニング・パスにより、プロフェッショナル資格認定試験の IBM Cloud 開発者 v4(英語) で評価されるテクノロジーとプロセスを学習できます。この認定試験の準備のために、学習者には、ラボ・シナリオのさらなる探索や IBM Cloud プロジェクトに取り組むことで、自身のスキルの向上を図ることをお勧めします。

ラーニング・サブスクリプション

このコースは、1 年間のラーニング・サブスクリプションとして利用できます。サブスクリプション・モデルは、以下のような大きなメリットをもたらします。

  • 学習者は、自分のペースでの学習からプロジェクト・ワークに移行するのに合わせて、またその後に認定試験に向けて準備する場合にも、モジュールを繰り返し学習することができます。
  • 学習者は、サブスクリプション期間中に利用可能となった新規コース・モジュールや更新されたコース・モジュールも活用できます。

IBM Learning for Cloud 個人用サブスクリプション (役割ベース) は、IBM 営業担当員、IBM ビジネス・パートナー、IBM Center for Cloud Training の Web サイト、または IBM 製品ページから購入できます。料金は 3,600 米ドルです。

より大規模なプロジェクトでは、75 個の役割ベースのラーニング・サブスクリプションのパッケージを事前にディスカウントされた料金で購入できます。パッケージ版では、このラーニング・サブスクリプションだけではなく、IBM Center for Cloud Training が提供しているどの役割ベースのラーニング・パスにも登録できます。料金は、150,000 米ドルです。エンタープライズ・サブスクリプションについて詳しくは、担当の IBM 営業担当員または IBM ビジネス・パートナーにお問い合わせください。

補足情報

  • IBM Cloud の認定試験は、ピアソン VUE(IBM外のWebサイトへ) が実施しています。受験料は、国によって異なり、IBM Learning for Cloud サブスクリプションには含まれていません。
  • IBM ビジネス・パートナーは、IBM PartnerWorld から、このラーニング・パスを見つけることができます。
  • IBM 社員は、IBM Your Learning Web サイトの ICCT ラーニング・プラン(英語)に登録する必要があります。
  • IBM Cloud Education は、新たな役割ベースのサブスクリプションを追加し、人気の高いクラウドのキャリアのためのプロフェッショナル認定資格につながるトレーニング・オプションを提供します。IBM オファリング情報サイトで、IBM Request For Announcement (RFA) 76282 を入力すると情報を入手できます。
  • 詳しくは、IBM Center for Cloud Training(英語)を参照してください。

翻訳:IBM Cloud Blog Japan 編集部

More IBM Cloud Blog stories

【NTTコミュニケーションズ様との共同実証報告】AI時代のネットワーク運用高度化に向けた取り組み

IBM Cloud Blog, オートメーション

システム障害と聞くだけで緊張してしまうのは私だけでしょうか?心理的にも体力的にも負荷が高いこの仕事をAIによって、なんとか楽にならないのか、と誰しもが思っています。そこで、IBMのAIによる運用支援ソリューションであるA ...続きを読む


IBMテクノロジーをフル活用しサービス競争力を大幅に向上させた、証券会社向けサービス「KICSクラウド」とは?

IBM Cloud Blog, IBM Partner Ecosystem

光世証券株式会社(以下、光世証券)は、証券業務を行う事業者向けに、証券基幹業務システムをクラウドで利用できる“KICS クラウド”の提供を開始することを発表しました。KICSクラウドはIBM Cloud環境で稼働している ...続きを読む


700社が効果を実感!コンテンツマネジメントシステム(CMS)を用いたWebサイト運用における課題への最適なアプローチ

IBM Cloud Blog, IBM Partner Ecosystem, デジタル変革(DX)

近年、PC、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチなど、デバイスの多様化により、それぞれのデバイスに適した形で情報を配信することや、ユーザー毎に最適な情報を出し分けた配信というものが求められ、Webサイトの管理や更 ...続きを読む