IBM Sustainability Software
なるほど!Maximo 【第4回】日本IBMの節電見える化
2014年01月21日
カテゴリー IBM Sustainability Software | 設備保全・高度解析
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複数拠点のエネルギー見える化を実現するスマーター・ビルディング・ソリューション
2011年夏、大震災の影響により、例年の同期間における使用最大電力から15%の電力使用削減を求められていました。日本IBMでは、関係部門の参画に よる全社節電プロジェクト・チームを発足し、東日本地区の主要な事業所における20%の節電を目標とした施策を電力使用量の可視化を含めて策定しました。
日本IBMの取り組み ─ 節電見える化に向けて
IBM Intelligent Building Managemet製品のテクノロジーを活用して、複数ビルのエネルギー・データを各ビルのビル管理システム(BEMS)からリアルタイムで収集・一元管 理し、電力使用状況の可視化および分析が可能なダッシュボードのシステムを構築しました。
システム導入の目的は?
- リアルタイムでの電力使用状況を示す「節電ダッシュボード」をイントラネット上で社員に公開し、社員一人ひとりの自主的な節電活動に役立てる。
- 不動産建設部および各事業所の総務部に対して分析用節電ダッシュボードを提供し、複数事業所を含む共同使用制限スキームでの15%電力削減を実現するために役立てる。
- 電気事業法第27条への対応および電力需要逼迫時の自家発電機の使用などの緊急対応に必要な判断材料を全社節電プロジェクト・チームのエグゼクティブ向けに提供する。
導入に向けて苦労した点は?
15%電力削減に必要な情報が不明瞭であり、対象事業所のビル・オーナーおよびビル管理会社も異なっていたため、会社間の連携を行ううえで契約上の制約が いくつか生じたが、不動産管理部門との協業により、15%電力削減に必要な情報が明瞭になり、また会社間の連携も円滑に行うことができた。
導入効果は?
システム導入により、以下のような機能を提供することができました。
- 複数ビルの電力使用状況をリアルタイムで収集・一元管理する機能
- 複数事業所を含む共同使用制限スキームでの15%電力削減を実現するために役立つ分析用節電ダッシュボード機能
- 電力需要逼迫時の自家発電機の使用などの緊急対応に必要な判断材料を提供するエグゼクティブ向けダッシュボード機能
- 一般社員が閲覧する既存イントラネットサイトへの表示組み込み機能
- 電力使用状況に応じて節電を促進する状況別メッセージを社員PC上に表示する機能
問い合わせ情報
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