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モーション様がJR九州様の車両検査計画最適化システムを開発
2021年12月05日
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このブログは、IBM Cloudのビジネスパートナー様が報道発表された内容を、多くの方にお届けする目的で、その内容を引用して投稿しています。
2021年11月18日 報道発表
九州旅客鉄道株式会社様の車両検査計画最適化システムを開発
組合せ最適化により、複雑な条件を満たす工程計画の自動作成を可能に
株式会社モーション(本社:東京都文京区、代表取締役:上杉顕一郎、以下「当社」)は、組合せ最適化技術を用いて、九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:青柳俊彦、以下「JR九州」)様の車両検査計画最適化システムを開発しました。
車両検査計画の作成は条件が複雑なため熟練者の経験が必要とされ、膨大な時間を要する作業です。当システムは車両の検査時期・作業工程の割り当てについて最適な計画を自動作成し、誰でも高品質な計画表の作成が可能となります。
これにより、作成時間を大幅に短縮するだけでなく、属人化の解消、工程のムダ・ムラの軽減につながります。 今後も現場からのフィードバックを加え、当システムのさらなる改善・高度化を目指します。
報道発表では、本システムの開発経緯を以下のように説明されています
『JR九州小倉総合車両センターは特急電車からSLまで、多種多様な車両の検査を担う工場です。それぞれの車両ごとに検査工程が異なることから、複雑な検査計画の作成は知識と時間、労力を要する課題でした。そうした課題解決策として着目されたのが、 Optamo(オプタモ) (註)でした。 Optamoに用いられている組合せ最適化技術を活用し、1年間の実証実験の後、本システムが完成しました。
システム基盤としては、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:山口 明夫、以下「日本IBM」)のIBM Cloudを採用し、効率的な基盤構築・運用を実現しました。』
*註 Optamoは当社開発の勤務スケジュール最適化クラウドサービスです。
システムの特長を次のように説明されています
- 最適化により工程の無駄・ムラを軽減
- 熟練者の勘と経験を明示的なルールに定式化
- 計画作成に要する時間を大幅に短縮
- 車両数の増減、設備の変更などのシミュレーション
日本アイ・ビー・エムのエンドースメントを掲載いただいています
日本アイ・ビー・エム株式会社
執行役員 クラウド・プラットフォーム事業部長 今野 智宏
『今回のモーション様によるJR九州様の車両検査計画最適化システムの基盤では、クラウド環境で物理サーバーを専有でき常に十分な計算資源を利用できるIBM Cloud のベアメタル・サービスが実装環境として評価され、採用いただきました。当社はIBM Cloud の提供による効率的な基盤構築・運用をはじめ、今後もモーション様とJR九州様の鉄道事業のデジタル変革に貢献してまいります。』
報道発表の詳細はこちらをご覧ください。
投稿: IBM Cloud Blog Japan 編集部
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