IBM Partner Ecosystem

脱ペーパーマニュアルで、社員教育を動画化!〜動画制作から配信までMobeon × IBM Video Streamingがワンストップでサポート〜

記事をシェアする:

〜技能継承と教育コスト削減を教育動画で実現〜

日本企業が直面する大きな課題の一つは、ベテラン社員の技能やノウハウをいかに若手に継承するかです。しかしながら、知見やスキルが人に依存してしまい体系化されていなかったり、文書でのマニュアルだけでは十分な継承ができないケースが多く見受けられます。そんな中、動画が一つの解決策として注目を集めています。動画を技能継承にどう活用できるのか、動画制作スタジオ:MobeonのIBM Video Streamingを活用した効率的で効果的な動画ソリューションについて、具体的な事例を交えてご紹介いたします。

ある調査では文字に対して画像は7倍、動画は5000倍の情報伝達力を持つとも言われています。それは以下のような強みがあるからです。

動画媒体の強み

分かりやすさ:
文字では伝わりにくい現場のノウハウや複雑なプロセスも、動画を通じて視覚的に理解できます。動画は、蓄積されたナレッジを組織全体に効率的に浸透させる力を持っています。

反復学習が可能:
動画は繰り返し見ることができるため、理解が難しい部分を何度でも確認できます。また、自分のペースで学習が進められるので、無理なく理解を深めることができます。

場所・時間の制約なし:
動画化による教育は、場所や時間に縛られずに知識を共有できるため、受講者にとって効率よく学習できます。

そんな強みを有する動画媒体ですが、より具体的にイメージしていただくために事例をご紹介します。例えば社員教育では以下のような用途でご活用いただいております。

社員教育での動画活用例:

  • 社員教育マニュアル
  • 技術デモンストレーション
  • セミナー講演の収録
  • 営業 / 各店舗向け製品・サービス紹介
  • 接遇研修
  • 新規人材獲得のためのリクルート映像

社員教育用 動画管理基盤画面イメージ

 

実際にお客様に活用いただいている事例を一部ご紹介いたします。体系的なマニュアルやスキル保持者のノウハウ等を動画を通じて鮮明に伝達することで、全社員のスキル差異を埋めることができます。

大手自動車ディーラー :接客対応トレーニング動画
動画を活用することで、理論的な説明だけでなく実際のセールスシナリオに基づく実践的な学習が可能になります。これにより社員が現場での接客シーンをよりリアルにイメージし、適切な対応ができるようになります。

動画内容: 1.イントロダクション 2.基本的な接客スキル 3.顧客タイプ別対応法
4.製品知識と提案力 5.クレーム対応 6.ケーススタディとフィードバック

大手シンクタンク :戦略立案研修動画
「案件戦略研修」の動画を作成することで、全社員が同じフレームワークや思考法を共有でき、一貫した戦略立案が可能になります。特に大手シンクタンクでは、多くの案件が多様なクライアントから寄せられるため、全社員が共通の戦略的アプローチを理解していることが重要です。

動画内容: 1.イントロダクション 2.案件戦略の基本フレームワーク 3.市場分析と競争戦略
4.戦略立案と意思決定プロセス 5.阻害要因への対応 6.実行とフォローアップ

ここまで動画自体が持つ強みと動画を活かしたユースケースをご紹介しました。
ここからは、なぜお客様にMobeonの動画制作とIBM Video Streamingでの動画管理・配信をご採用いただいたのか、それぞれの特徴・強みについてご紹介します。

専門的なスタッフ:Mobeon Studioでは、経験豊富なスタッフ、映像のプロが、企業研修や教育向けの動画制作に最適なコンテンツを提案し、制作をサポートします。

  • スタジオ収録:港区麻布台のスタジオをご利用可能。
  • 出張収録:上記スタジオでの収録形式ではなく、お客様のオフィスでもクリエイティブな映像制作を実現します。ご要望に合わせて対応可能です。
  • バーチャルスタジオ:最新の3DCG技術を駆使し、リアルタイム合成技術で映像制作を行い、プレミアムな空間を演出します。
  • 多様な業界での実績:製造業やサービス業、小売業などの様々な業種に加えて、エンターテイメント、アカデミックの分野においても、幅広い業界で確かな実績があります。Mobeonは、あらゆるニーズに対応した動画制作を提供します
  • 柔軟な対応:お客様のニーズや予算に合わせて、最適なプランをご提案します。オンライン研修からウェビナー配信まで、幅広い形式に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

Mobeonでは、企業の動画ソリューションの最適なプラットフォームとしてIBM Video Streamingを活用しています。

  • 機密性・セキュリティ:ISO27001、ISO27017、ISO27018の認証を取得した、企業研修や教育向け動画に求められるセキュリティが確保されております。
  • オールインワン:動画のホスティングから管理、配信まで、必要な機能がすべて揃ったオールインワンソリューション。プログラミングなどの知識は不要で、導入・管理負担を軽減します。
  • シームレスな再生:高速なストリーミング技術で、ストレスなく動画を視聴できます。デスクトップPCやスマホのどちらでも動画再生が可能です。
  • 視聴ページのカスタマイズ:企業のブランディングやデザインに合わせて視聴ページをカスタマイズが可能です。
  • 効率的な動画管理:動画コンテンツのアップロードや編集、配信スケジュールの管理など、動画管理に必要な機能が一元化されています。効率的に動画を管理・運用できます。
  • マルチCDN:世界中に分散されたCDNにより、どこからでも安定した動画視聴が可能。システムのダウンタイムを最小限に抑えます。
  • 自動文字起こし:自動文字起こし機能が備わっており、アップロードされた動画から任意のキーワードを検索することができます。これにより、動画内で繰り返してみたい部分を特定できます。
  • ライブ配信:少数から同時数万人接続までスケール可能なライブ配信機能も備わっています。

では実際に社員教育を動画の制作から始めようとお考えの際、どのような流れで制作が進むのか、それぞれのステップと費用をご紹介いたします。

STEP 1 ヒアリング+お見積り(2ヶ月以上前)
まずは、お客様から教育動画の内容や理想の映像スタイルをお聞かせいただきます。映像に関してはざっくりとしたイメージでも構いません。Mobeonスタッフがしっかりと映像演出をサポートいたします。そして、必要な収録日数と編集工数を計算してお見積もりをご提出します。

STEP 2 プリプロダクション(1ヶ月前)
収録のための事前準備をする段階です。キャスティング、背景素材選定、収録スケジュール作成の作業をサポート可能です。

STEP 3 収録(当日)
映像のプロが収録を運営いたします。収録当日は、プロのスタッフが進行ディレクター、テクニカル担当、カメラマン、音響担当として参加し、収録を運営します。

STEP 4 ポストプロダクション(収録から1ヶ月後)
収録後、動画完成するまでの編集ワークフローは以下の通りです。編集初稿提出からお客様のレビュー、編集修正、静音作業を経て、納品に至ります。

STEP 5 動画アップロード
完パケした動画をIBM Video Streamingにアップロード。プレイリスト化やタグ付け等の作業。

Mobeon Studioバーチャルプロダクションのイメージ – 写真左:制作現場、写真右:ウェビナーイメージ

費用感*
作業内容 料金
シンプル収録パッケージ 収録1日 ¥300,000 〜 (編集費別)
バーチャルスタジオパッケージ 事前調節1日
収録1日
¥800,000 〜(編集費別)
IBM Video Streaming シルバープラン 月額 ¥21,900 〜

*オプション、機材、必要な人員によって価格は変動します

Mobeon StudioとIBM Video Streamingが提供する動画ソリューションは、社員教育や技能継承を効果的にサポートいたします。詳細な制作内容・費用については、貴社ニーズとご予算に合わせたプランを柔軟にご提案いたします。
ご質問やお問い合わせは当ブログ右下「ご相談ください」ボタンよりご連絡ください。

【関連情報】

瀧石 大志

瀧石 大志

Mobeon株式会社
日本法人 代表社長

坂井 ねね

日本アイ・ビー・エム株式会社
デジタルセールス事業部 ソフトウェア事業
ソフトウェアデジタル第二営業部

More IBM Partner Ecosystem stories

伝統と革新 | 日本IBMユニバーサルデザイン・カレンダー制作の舞台裏

Client Engineering, IBM Partner Ecosystem

日本IBMはこれまでおよそ40年間にわたり、日本の美術品や絵画をテーマに壁掛けカレンダーを制作し、年末年始のご挨拶の際にお客様にお渡ししてきました。 しかし、オフィス空間や室内内装の在り方が大きく変化したここ数年で、壁に ...続きを読む


AI、エネルギー、食、人材育成 | 「IBM Think Lab Day@札幌」を4つのキーワードで

IBM Partner Ecosystem

お客様、パートナー様のビジネス課題の解決や一層の価値創造に役立つ共創を目指し、IBM Think Lab (弊社箱崎事業所、東京日本橋) ではIBM Researchの先端テクノロジー体験をお届けしています。 「先端テク ...続きを読む


使いやすさに寄り添った文書検索AI「InsightBuddyX」登場(empowered by watsonx)

IBM Partner Ecosystem

生成AIを使用したPoCの3分の2以上が、サービス実装に至らず終わってしまっていると言われています。そして原因の多くは、「精度」「コスト」「運用」面での課題を解消するまでのハードルがまだまだあるから、とのこと。 当記事に ...続きを読む