IBM Sustainability Software
IoTデータとAIを活用した、企業資産の運用効率を最大限に高める設備保全手法
2020年07月08日
カテゴリー IBM Sustainability Software | 設備保全・高度解析
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さまざまな業界で、保全業務にあたっている多くの担当者が、3つの課題に直面しています。
- 作業品質の低下
- 設備の老朽化・高度化
- 深刻な人手不足
どれも、「作業効率向上」を進め「安定した運用」を実現する上で、先延ばしし続けることはできない大きな問題です。
そんな中、これらの問題に「設備保全手法の高度化」という先進的な取り組みにより、効果を出している企業も出てきています。いくつかピックアップして紹介します。
- 組立製造 | 総合設備効率(OEE)10%向上
- 採掘機 | 障害予測とダウンタイム回避により生産性が10%向上
- 家電 | 納期通りの納品率90%を達成
- 海運 | 1日あたりの輸送コストを8万ドル以下に節減
- 鉄道 | 鉄道車両とレールの保全費を1/10に節減
- 道路 | 300マイル以上離れた遠隔地の道路状況を予測し、交通量を改善
- オフィス | 全世界2万5千棟以上のビルを統合管理
- 小売店 | エネルギー費を20%以下に節減
- ビル設備 | エレベーターやエスカレーターなど110万点以上の設備を遠隔監視し最適化
これらの効果が生みだされているのは、自社における「設備・危機管理業務高度化を実現するポイント」を把握し、それぞれに対する実現方法を検討し、実践していくこととなります。
以下、多くのお客さまとのこれまでのやり取りの中で、頻繁に出てくる期待を私たちがまとめたものです。
- 機械学習を中心としたAI技術の活用度向上
- 現場の動きをスムーズにするための自動化の仕組み
- リスクを的確に把握し予算や人員配置を評価する能力
- クラウド環境利用とICT基盤の標準化
以下の観点で、これからの設備・機器管理のあるべき姿や具体的な解決策、ソリューションについて検討を進めたいとお考えの方は、ぜひ、下記よりご相談ください。
- 設備管理ステージの進化と対応ソリューション
- 保全戦略に必要な設備間の相対的リスク評価
- 確率と重要度を組み合わせた故障リスク予想と投資計画
- Maximo APMから始まるさらなるビジネス価値の創出
- お客さま事例 – 電力保全、リモート保全管理、自動車製造ライン
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