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IBM Maximo、IDC MarketScapeのSaaSおよびクラウド型の石油・ガス向けEAMアプリケーション分野のリーダーに

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社会インフラストラクチャーとして、安全性を重視した労働集約型のビジネスモデルを長年続けてきた、石油・ガスをはじめとしたエネルギー業界。

しかし、ここ数年の急速な技術革新を受け、自動化やAIを活用し、より効率性が高く、強靭なオペレーション構造への転換へと変化が進んでいます。違う言い方をすれば、「持続可能なオペレーションモデル」への圧力が、かつてないレベルでかかっているということです。

 

そうした厳しい環境にあるエネルギー業界だからこそ、その活動を支援するアプリケーションベンダーの選択に誤りは許されません。

業界企業にとって最も重要な基準が何であるかを厳格に検討し、そこで定められた項目により総合的な評価(ベンダーの企業規模や製品/サービスの機能のみに注視した評価ではありません)を行うことで知られているのがIDC MarketScapeです。

その「IDC MarketScape: Worldwide SaaS and Cloud-Enabled Oil and Gas EAM Applications 2021 Vendor Assessment」(ドキュメントUS46743520、2021年7月)において、IBM Maximoはリーダーに位置付けられました。

リーダーとは、3~5年の対象期間中、最大の付加価値が見込まれるベンダーであることを意味します。

→ IBMが、IDC EAM MarketScape for Oil and Gasのリーダーに選出。その理由とは。英語のIDCレポートはこちらから(要登録)

 

IDC MarketScape: Worldwide SaaS and Cloud-Enabled Oil and Gas EAM Applications 2021 Vendor Assessment より

 

IDC MarketScapeのレポートでも一部言及されているように、今、設備資産管理システム(EAM: エンタープライズ・アセット・マネジメント)に求められる機能は大きく変化しており、石油・ガスを含む資産集約型産業においても、大量のデータを真の意味で活かすことができる「インテリジェントな管理システム」が必要とされています。

「手動タスクの自動化」や「作業員のスキルの継承」、そして「条件に基づく故障の予測」や「コンプライアンスの確保」、さらには「意思決定エンジン」としての役割など、業務のあらゆる部分をAIや機械学習で底上げするものとして捉えられるようになっているのです。

 

そうした利用者と管理者、そして責任者の期待に応える製品として、その機能はもちろん、構成の自由度や柔軟性、IBMのエキスパートたちの専門知識、およびパートナー・エコシステムが最大級の評価を受けたのが、IBM Maximo Application Suiteの一部であるIBM Maximo Oil and Gasです。

それでは、リーダーという高い評価につながった、IBM Maximo Oil and Gasの特長を見ていきましょう。

 「設備保全管理システム(CMMS)」からの大きな飛躍

石油・ガス業界においては、「設備保全管理システム(CMMS)」から発展を続け、「資産ダウンタイムの最小化」「メンテナンスコスト削減」「資産の収益性最大化」へのアプローチが取られ続けていました。

ここにきて大きな変化が起きているのは、それらのダウンタイムやメンテナンス、収益性最大化を、個別アプローチではなくとして包括的な資産管理戦略の一部として行うことができるようになったことです。それは、以前とは比較にならないレベルの大量のデータと実用的なインテリジェンスを統合して活用できるようになったことで実現しました。

IBM Maximo Oil and Gasには、石油・ガス業界におけるグローバルな顧客基盤と長期にわたるリレーションシップで培われた、業界に関する莫大な専門知識と経験が惜しみなく注ぎ込まれています。

 

容易なコンフィギュレーションと操作性の高さ

石油・ガス産業におけるクラウドの導入は、他の多くの産業に比べれば遅れているものの、加速し続けています。導入の容易さと拡張性、製品内でのカスタマイズ領域(テーラリング)の大きさは、Maximoの大きな特長の一つです。

最新版のMaximoでは、ユーザーは単一の統合プラットフォームにサインオンすることで、資産管理、モニタリング、予知保全、そして画像認識や人材育成、安全健康管理を行うアプリケーションすべてを、統合されたユーザー・エクスペリエンスのもとで利用することが可能です。

 

また新しいライセンスにより、企業は単一ライセンスでMaximoの全機能を使用することができるようになりました。

新規のアプリケーションを試してから導入することができるので、高額なライセンス費用と管理費用がかかることもなく、高い操作性と共に提供されている業務の自動化やロボット・ドローンを活用した検査、遠隔バーチャルアシストなど、作業の利便性と自動化を支援する新機能を気軽に試してから本格導入を進めることができます。

 

強力なEAMパートナー/ユーザー・コミュニティ

Maximoにはさまざまな業種や地域ごとのパートナー・コミュニティやユーザー会があり、そうした声を積極的に製品に反映していくことで、これまでにもモバイル・ツールでの作業指示書の提出や現場での基本的な情報の記録など、タイムリーな「現場で求められている機能」の搭載が進んでいます。

昨年は日本でも、Maximo利用企業主催のユーザー会が開催され、「業務適用範囲と利用範囲」「運用保守とサポートデスク」「標準機能とカスタマイズ」「従業員教育」について情報交換や討論が行われました。

 


IBM Maximoの最新バージョンであるMaximo Application Suiteは、数十年間にわたるIBMの資産管理と運用管理の実績に基づくソリューションであり、組織全体にまたがる一貫した運用とユーザー・エクスペリエンスを提供しています。

設備管理における稼働時間の増加、生産性の向上、保守コストの削減、およびよりレジリエントな運用に役立ち、ビジネスの運用効率と高度な作業管理、そして組織全体での知識共有を実現するIBM Maximo Application Suite。実績と将来性の両者を手に入れたい電力・ガス設備や工場などの社会インフラを手がけるお客様に、強くお勧めいたします。

 

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