IBM Sustainability Software

「IDC MarketScape」調査で IBM Maximoがクラウド型のEAMアプリケーション分野のリーダーに!

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数百万人もの現場リーダー、オペレーター、現場作業者たちが、毎日のビジネスをCMMSやEAMなどの保全管理システムを立ち上げ確認する作業からスタートしています。

その作業において、もっともたくさんの人が立ち上げているシステムが、IBM Maximoです。

 

彼らは事業の推進に、資産の完全性と効率性を確かなものとすることが欠かせないことを知っています。そして、その実践にもっとも頼りとなるソリューションがIBM Maximoだということも知っているのです。

そしてまた、最も優れた保全管理ソリューションがIBM Maximoだと知っているのは、ユーザー企業だけではありません。

IBM Maximoは、最新のIDC MarketScapeで、クラウド対応アセット集約型EAMアプリケーション分野におけるリーダーとして評価されました。

 

■ Maximo、クラウド型EAMアプリケーションの世界リーダーとして選出される

最新のIDC MarketScape調査レポートでは、世界的に著名なSaaSおよびクラウド対応の資産集約型EAMアプリケーション・プロバイダー11社の評価において、イノベーションが重要な役割を果たしていることが記されています。

2018年、IBMの米国特許取得の年間件数は過去最高の9,100件となり、26年連続の首位となりました。

参考: IBM、特許取得件数で四半世紀を超えて首位を維持

 

加えて、私たちは研究開発に53.8億ドルを費やしています。

つまり、私たちはMaximoプラットフォームを推進するイノベーティブなテクノロジーやその応用、および組み込み知識への継続的な投資を積極的に行っているということです。

 

IDC MarketScapeのレポートでは、IBM Maximoの業界特化型ソリューション・ラインナップが、世界で最も資産集約型組織から選ばれている理由として挙げられています:

「IBM Maximoは、そのコア機能で製造や設備に対する要件に応えているだけではありません。主要な資産集約型産業である公益事業、石油・ガス、原子力、輸送、航空、ライフサイエンスの業界特有のニーズに応えるソリューションを開発し、それらをすべてSaaSオファリングとして提供しています。」

 

■ IBMは、Maximoへの手厚い投資を続けています

IDC MarketScapeのレポートには、30年を優に超えて使い続けられているMaximoアプリケーションへの、IBMのサポートと強いコミットメントが以下のように取り上げられています。

 

・ 企業規模と先進テクノロジーへのアクセス:

IBM Maximoの強みの一つは、超巨大テクノロジー企業であるIBMの社内資産を活用できることである。クラウド、コグニティブ、アナリティクス、モバイルなど、IBM社内のさまざまな先進テクノロジーを活用できるのは大きな利点だ。

・ ブランド力と業界経験:

IBM Maximoは、30年近くEAMソフトウェアのトップランナーでい続けている。その結果、製品開発に率先して協力する、堅固で熱心な顧客基盤を有している。

また、深い専門知識を持つEAMビジネスパートナーによる大規模エコシステムを、長年にわたる業界での経験を通じて作り上げている。

 

2015年、IBMはMaximoと他の主要機能を組み合わせてWatson IoTという事業部を発足させました。そしてその後もMaximoの機能拡張と強化を続けており、クラウドをはじめとしたさまざまな形態で顧客を支援し続けています。

そして今後も、IBMのMaximoへの投資は変わりません。

 

IDC MarketScapeのベンダー分析モデルは、特定の市場におけるICTまたは業界固有のベンダーについて、競合的適応性の概要を提供することを目的としています。調査では、定性的・定量的基準に基づく厳格な採点方法を用い、特定の市場における各ベンダーの位置づけを1つの図の中に表します。また、IDC MarketScapeは、ベンダー各社について、製品とサービス、ケイパビリティ(製品/サービス提供能力)と戦略、現在そして将来の市場成功要因を有意に比較できる明確な枠組みでもあります。テクノロジーの購入に際し、この枠組みを参考に、現行ベンダーと潜在ベンダーの長所と弱点を網羅的かつ公正に査定することができます。

 

■ IBMは、戦略と提供能力の両面におけるリーダーです

IDC MarketScapeは、ベンダー各社を戦略とケイパビリティ(製品/サービス提供能力)の2軸でマッピングし、複数の基準により導き出された「提供能力」を縦軸に、「戦略の強み」を横軸に表しています。

 

両面で最も高い位置に表されているのがIBMで、IDC MarketScape は戦略面においてはIBM MaximoとWatson IoTが「ビジネスモデルの拡張と変革を実現するものであり、ビジネスの推進方法を顧客に示している」と評価しています。

また、「資産集約型産業の保全管理分野において各企業が直面している現実的な課題に対し、AIを実用的なソリューションとして提供している」ことも高く評価しています。

そして、「深い業界経験に基づいた高機能なEAMシステムを求めているのであれば、IBM Maximoは検討すべきEAMソリューションである」とも評しています。

 

製造業、発電所、鉄道業界はもちろん、それ以外でも資本の割合が大きい産業であれば、ぜひMaximoを検討してみてください。

 

■ EAMは資産と同じくらい重要です

製造業をはじめ、あらゆる企業がデジタル変革を進めています。そして企業の意思決定者たちは、デジタル変革の成功の基盤が、さまざまなテクノロジーをいかに組み合わせていくかにかかっていることに気がついています。

クラウド技術やIoTプラットフォームの進化が、オペレーショナル・テクノロジー(OT)の拡張を後押しし、現在ではハードウェア領域を超え、ワークフローや特有のプロセスを持つアプリケーションにまで及んでいます。

 

こうした変化が最も顕著に現れているのが資産集約型の産業です。CMMSやEAMなどのシステムがレガシーソフトウェアのさまざまな要素をつなぐことで、日常業務の遂行を成立させています。

こうした働きが、超高額資産の最適なパフォーマンスを保証・保護しています。そして同時に、最大限にセキュアな状態を作り、全体をあたかも統合されたシステムかのように動作させているのです。

 

「セキュリティ」「拡張性」「最新のDevOpsアプローチを活用した高可用性」「アプリとの接続やAIへの拡張性」「マルチ・テナント、専有およびハイブリッド・オプション」 — これらの観点で、Maximoソリューションの働きを完璧に支援・補完しているのが、IBMクラウドです。

SaaS、MaaS、PaaS、専有/ハイブリッド。いずれの環境においても、IBM Maximoは強力なAIエンジンであるWatsonと、業界特化型の最適化されたソリューションをお客さまに提供しています。

規模やビジネス領域を問わず、組織の固有の要件にお応えするのが、IBMの強力なクラウドプラットフォームです。

 

■ Maximoをご利用いただいている皆さまへ

IBM Maximoを最も優れたソリューションに育て上げたのは、自社のEAMソリューションとしてMaximoを選びご使用いただいている皆さまです。

皆さまのご意見とフィードバックは非常に貴重です。本当にありがとうございました。

 

IDC MarketScapeにより明らかにされたように、皆さまの信頼とご期待に応え続けてきたことで、IBM Maximoはクラウド型のEAMアプリケーションの世界リーダーと認められました。

そしてIBMは今後も、さらなる品質の向上とイノベーションへの取り組みにコミットし、EAMにおけるリーダーであり続けます。

 

レポート全文はこちらからお読みいただけます(要登録、英語)。

https://www.ibm.com/account/reg/us-en/signup?formid=urx-39285

 

問い合わせ情報

お問い合わせやご相談は、Congitive Applications事業 にご連絡ください。

 

ソリューション紹介ページ: 戦略的企業資産管理

 

関連記事: アトランタの都市交通を守るIBMのIoTとAI – APMが進化させる保全戦略

関連記事: ガートナー社がIBMを2018年のEAMのマジック・クアドラントでリーダーと評価

 


当記事は、IDC MarketScape names IBM a Leader in SaaS and Cloud-Enabled EAM Applicationsを抄訳し、日本向けにリライトしたものです。

 

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