IBM Sustainability Software
保全戦略を進化させる設備管理パッケージIBM Maximo(保全管理基盤編)
2020年05月20日
カテゴリー IBM Sustainability Software | 設備保全・高度解析
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企業の設備管理・保全業務が今、大きく変わろうとしています。AIとIoT技術の実用化が進み、保全対象の設備がIoTセンサーを通じて稼働状況をリアルタイムに可視化し、収集されたデータのビッグデータ解析をすることで、異常を未然に、かつ高い確度で予測できるようになりました。
こうしたAIとIoTによる設備管理・保全業務の大きな変化を戦略的に活用できるか否かが、事業のこれからの成長・維持に大きく関わります。
IBM Maximoは、エネルギー産業や大規模製造業、公益セクターなど、世界中の多くのお客様で利用されているAIとIoTの戦略的活用を支援する統合資産管理ソリューションです。設備・機器のパフォーマンスを最適化し、資産のライフサイクルを延ばし、運用時のダウンタイムとコストを低減し、お客様の事業価値向上に貢献します。
■ 設備管理の進化のための5つのステップ
IBMは設備保全管理の進化を実現する道筋として5つのステップを定義。ソリューションとして、1の保全管理基盤にはMaximo EAM(Enterprise Asset Management)を、2にはIoTプラットフォームを、そして3、4、5にはMaximo APM(Asset Performance Management)を用意し、コネクテッドアセット(つながる設備)を活用した事業価値の最大化をご支援しています。
- 保全管理基盤(Manage): 設備情報を一元管理し、点検・保全業務を支援する基盤としてシステムやツールを用意する。
- IoTプラットフォーム(Connect): 設備・機器のさまざまなデータを収集、計測・数値化して保存し、処理できる状態にする。
- 設備診断(Health): 設備の状態をスコアリング、数値化する。
- 性能予測(Predict): 統計解析やAI技術を活用して、設備の性能や状態が今後どのように変化していくかを予測する。
- AI診断(Assist): 設備の保全作業をAIがアシストする。
■ IBM Maximo Asset Management (Manage)の機能と特長
ここからは、進化のためのステップの最も基本となる保全管理基盤である「Manage」に注目していきます。
IBM Maximo Asset Managementは、1968年に原子力発電所の保全管理ノウハウから生まれ、2007年からIBM製品として発売されています。基本機能は、資産管理、作業管理、資材管理、調達管理、契約管理、サービス管理の6つの機能で構成されています。
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機能面の特長
設備保全管理に関するベストプラクティスによる導入費用の削減
- 多くの業界の保全管理のノウハウを搭載
- 発電所や工場、施設など、世界規模での導入実績
- 多様な設備を一元的に管理できる単一インターフェース
- EAMパッケージのリーダー
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システム面の特長
長期間安心してご利用いただけるシステムの柔軟性・拡張性
- カスタマイズなしで要件を満たすテーラリング機能
- 各種システムとの連携が可能なオープンなAPI、拡張性
- AIやIoT、ブロックチェーンなどの先進ITテクノロジーの適用による革新性
- 直感的な先進ユーザー・インターフェース
- さまざまな地域・業種別ユーザー会の要望に基づく製品強化
■ IBM Maximoの導入
クラウド版2種類とオンプレミス版から、最適なデプロイメント・モデルを選択いただけます。
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Maximo Software as a Service (Maximo EAM SaaS)
数時間で稼働状態になり、すべてのサービスが自動で管理されます。柔軟性と拡張性が高く、オンデマンドでの新規インスタンスのデプロイ、アップタイム向上、コスト削減、リスク最小化を実現します。
※Maximo EAM SaaS トライアル環境をご用意
2カ月/20ユーザーまで無償でご利用頂けるMaximo SaaS評価版環境をご用意しています。
Maximoのユーザー・インターフェース、使用感を是非ご体験ください。
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専用Maximo Software as a Service (Maximo EAM SaaS Flex)
スケーラビリティーとセキュリティー面のメリットに加え、専用プライベート・クラウド環境のシンプルさと利便性も備えています。IBMクラウド・デリバリー・サービスによってデプロイされます。
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Maximo Asset Management(オンプレミス)
コスト管理に役立つ柔軟なライセンスを使用して、お客様管理の既存ITインフラ上でMaximoソフトウェアを実行いただけます。
問い合わせ情報
お問い合わせやご相談は、Congitive Applications事業 cajp@jp.ibm.com にご連絡ください。
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