IBM Sustainability Software
動画で紹介 | 広告・旅行、ヘルスケア、運輸、保険、MaaS分野に! 移動体データ活用ビジネス実現ソリューション
2020年10月18日
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「データを活用して自社の製品やサービスを高度化したい。」「新たなソリューションやビジネスモデルを構築したい。」 — そうしたお問い合わせやご相談が大変増えています。
しかし、自社内のデータですべてをまかなえることは非常にまれです。そして仮に、必要なデータをすべて取得できていても、ゼロからサービスやソリューションへと組み上げて維持するには、多くの知識と労力が必要です。
今回は、広告・旅行、ヘルスケア、運輸、保険、MaaSなどの分野で、移動体データを活用した新たなデータビジネスを立ち上げたいとお考えのお客さまに、移動体データ活用のためのソリューション「Connected Vehicle Insights(CVI)」を動画でご紹介します。
今すぐ確認したいという方は、さっそくこちらをご覧ください。
「どのようなものなのか、まずはテキストで確認したい」という方のために、ここから4分弱の動画をダイジェストでご紹介します。
移動体データを活用したビジネスユースケースを考えてみましょう。
車や二輪車の「緯度、経度、速度、方位」などの移動体データと、地図データ、天候やイベントなどの環境データを組み合わせることで、どのようなサービスが実現できるでしょうか。
広告・旅行 | 今走行している道路沿いの店舗のクーポンを車両の進行方向に応じてリアルタイム広告配信。観光地の場所や天候に応じたクーポン配信
ヘルスケア | 長距離ドライバーの運転中の健康管理。高齢者ドライバーの体調異常と行動見守り、運転能力傾向分析。
運輸 | 荷主と受取人の荷物位置共有による再配達削減。トラックの積載量と位置情報による配送マッチング。
保険 | 安全運転することで翌月の保険料負担が軽減される、運転挙動連動型の保険料金算定。ドラレコと連動した事故発生時の状況調査分析。
MaaS | 自動運転車への進行方向での事故や障害物などの危険通知と、迂回ルート推奨。ライドシェア利用者の目的地に応じたルート提示。
ここに挙げたユースーケースはすべて、IBMが提供するクラウドサービス「Connected Vehicle Insights(CVI)」を活用して実現可能です。
CVIは、収集した移動体データをはじめとしたさまざまな動的情報を、高精度な地図情報と組み合わせて集約表示する「ダイナミックマップ」と呼ばれるデジタル地図を生成します。そして車両の走行状態をリアルタイムに分析し、影響するイベント情報をそこから配信できます。
上の画像は、CVIを利用したデモ画面です。
このデモでは、緯度、経度、速度、方位といった車の情報と、同乗者が装着しているウェアラブルデバイスから得られる情報を、CVIが解析して表示しています。
車両の走行情報と脳波デバイスから収集した生体情報とを重ね合わせることにより、乗員の走行中の集中、眠気、ストレスなどを分析・判定することができます。これにより、例えばドライバーの体調異常や集中力欠如などを、リアルタイムに検知し注意を喚起することができます。
このように、CVIにより複数データを組み合わせることで、これまで対応できなかったニーズに応えたり、新たな価値を生み出すことが可能です。既存サービスを新たな消費者に適用し、事業規模を拡大したいと考えられているお客様や、自社のデバイスを活用したデータビジネスを立ち上げたいお客様に、CVIをおすすめします。
また、すでに同様のサービスを提供中であっても、システム運用コストに悩んでいるお客様にもご活用いただけるでしょう。
最後に事例を2つご紹介します。
あいおいニッセイ同和損害保険様は、CVIを利用したテレマティクス自動車保険をお客様に提供しています。
Groupama社様は、多発する車両盗難に対応するため、車の現在位置の把握、センサーデータを活用した事故発生状況の分析、事故発生後の保険金請求プロセスの迅速化などによりサービスを拡張しました。そして新サービス導入後の3年間で、契約数を10倍以上に増やすなど、大きな成果を挙げています。
さらに詳細なソリューションの紹介や導入事例をご希望の場合は、ぜひ下記よりお問い合わせください。
問い合わせ情報
お問い合わせやご相談は、Cognitive Applications事業 cajp@jp.ibm.com にご連絡ください。
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