IBM Sustainability Software
動画デモで確認! 炭素排出量を自動計算するカーボン・アカウンティングAPI
2022年04月18日
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「CO2排出量をどう減らすか」を考える際、まず企業がすべきことは「どこでどれくらい排出されているか」を確実に把握すること。そして次に、どのような施策がどれくらい効果を上げているかを確認するPDCAサイクルを、できるだけ素早く回すこと。
後者こそが、削減に対する取り組みの「本番」であり、「どこでどれくらい排出されているか」の確認はいわば準備に過ぎません。労力をかけるべきはそこではないのです。…とはいえ、この準備が大変な曲者で、社内のあちこちで分断されたデータを取得し計算するのは一筋縄ではいきません。
環境データの取得と集計、さらに頻繁に変化するガイダンスへの適応作業に業務のかなりの割合を取られてしまい、気がつけば今週もスプレッドシートとの格闘…。そんなご担当者の方も少なくないのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、カーボン・アカウンティングの自動化を実現する「カーボン・アカウンティングAPI」のデモ動画です。具体的にどのように自動計算が行われるのか、具体的な動きをお確かめください。
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IBM Environmental Intelligence Suiteの「カーボン・アカウンティングAPI」をご紹介します。
各企業はCO2排出量を報告する「カーボン・レポーティング」を行う必要がありますが、そのプロセスは複雑です。
カーボン・レポーティング実施のためのガイダンスは進化をし続けます。
整合性のあるデータの取得が必要ですが、多くの企業は、時間とコストをかけて手作業でデータソースを取得し、スプレッドシートを使って計算をしていますが、データガバナンスの問題が発生します。
カーボン・アカウンティングAPIを使って、問題を解決します。
このAPIは、GHGプロトコルに従った計算をリアルタイムに行い、日々のビジネスプロセスの意思決定を支援します。そしてこのAPIを活用したカーボン・レポーティングを提供します。
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カーボン・アカウンティングAPIでは、ガイダンスの進化に応じて、APIのデータポイントを自動更新します。さまざまなアプリケーションからデータを取得し、炭素排出量を自動計算します。たとえば、カーナビゲーション・システムから車のタイプと走行距離を取得し、炭素排出量を算出します。
国によって異なる排出ガスの名称などを正しく処理するために、AIを活用します。
こちらはカーボン・アカウンティングAPIを活用したアプリケーションです。私たちが移動するときに、どのような手段を使うと温室効果ガスが排出されるか、リアルタイムに計算します。
オールドカー(Old car)と表示がされているのはディーゼルカーです。「エコカー(Eco car)」は、最新の環境性能に対応したガソリンカーです。そしてオートバイ、徒歩で、比較をします。
車両タイプと走行距離がAPIに送信され、計算されるのがお分かりいただけます。
それでは、東京駅八重洲口から、日本アイ・ビー・エムへの移動を指定してみましょう。
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オールドカーが566グラム、エコカーが480グラム、オートバイが715グラムのCO2を排出します。徒歩はCO2を排出しません。
東京駅からアイ・ビー・エムに向かうには、タクシーを使うより徒歩で移動した方が環境に優しいですし、時間もあまり変わらないことが分かります。
カーボン・アカウンティングAPIは、GHGプロトコルのスコープ1、2と、3の輸送に関する項目に対応をしております。
IBMはブロックチェーンを利用したサプライチェーン・マネジメントや設備資産管理、ビル管理などのソリューションに、カーボン・アカウンティングAPIを組み込み、炭素排出量の自動計算を行います。
AIとハイブリッドクラウドを活用したソリューションを通じて、サステナビリティーの取り組みを支援し、ビジネスにおける新たな価値創造の実現をお手伝いします。
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いかがでしたか。
CO2排出量削減に欠かせない「包括的把握」と「可視化」、そして「スピーディーな対応」に取り組みたい方、あるいはご質問をお持ちの方は、下記よりお問い合わせください。
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