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IBM Blockchainで今こそイノベーションを

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年内にもハイプサイクルの幻滅期を抜け、さまざまな事業での活用が一層本格化していくのではないかと言われているブロックチェーン。ここ数年で「なんだか良く分からないが凄そうだ」や「とりあえず何か試してみなければ」という声はかなり少なくなり、より地に足の着いた実業務事例が続々と出てきています。

当記事では、ブロックチェーンにより新たなビジネスモデルを作り上げたケース、ブロックチェーンという手段により、ビジネスプロセスを遥かに効率的に実現したケースなど、この数年の日本と世界の事例と、それを実現したアプローチについていくつかご紹介いたします。

 


 

■ 本格化が進むブロックチェーンを活用したプラットフォーム構築

 

仮想通貨や金融業における国際送金や証券取引など、決済処理からスタートしたブロックチェーンですが、今では物流、ヘルスケア、電力融通、人材、トークンエコノミーなど、業界や国境を越えさまざまな活用シナリオが誕生し、ビジネス現場で用いられています。

IBMがご支援しているブロックチェーン・プロジェクトにおいては、すでにその7〜8割が金融以外のものとなっており、複数の産業を跨ったものも少なくありません。

 

それでは、どのような分野・エリアが、ブロックチェーンの特性を活かせるのでしょうか?

ここでは代表的なものを4つ挙げてみます:

  1. 複数参加者で情報を共有することで新しいビジネス的価値を創出できる
  2. 取引の改竄防止により、資産の正当性を担保できる
  3. 資産の来歴を共有することで、ビジネス・プロセスを変革できる
  4. 取引プロセスの自動化により、迅速性と正確性の向上が期待できる

 

具体例を見ていきましょう。

まず、ビジネスにおけるブロックチェーンの大規模展開事例として、世界有数の知名度を持つのは以下の2つでしょう。

 

なお、このセミナー内では取り上げられていませんが、食品関連では2020年末に下記の2つの事例が発表されています。

  • オリーブオイルのトレーサビリティプラットフォーム(英語)

IBM Food Trust Delivers Traceability, Quality Assurance to Major Olive Oil Brands with Blockchain

  • ワインのトレーサビリティプラットフォーム(英語)

eProvenance Uncorks VinAssure™, an IBM Blockchain-Powered Platform to Strengthen Collaboration and Optimize the Wine Supply Chain

 

それでは日本ではどうでしょうか。まず、以下が注力分野となっています。

貿易物流 | 食の信頼 | 地方創生 | トークンエコノミー | 医療・製薬 | 資格証明 | 原産地証明 | 契約管理 | 卒FIT対応

 

そして最近では、下記の事例が発表されています。

医療データプラットフォームの実現に向けてブロックチェーンシステムのプロトタイプ開発を含む技術検証を実施

電子契約実証実験にIBM Blockchain Platformを採用し、ブロックチェーン活用を拡充

 

■ ブロックチェーン・プロジェクトを始めましょう

ここまで見てきたように、ブロックチェーン価値創造の範囲は広がり続けています。

最新情報について、さらにご興味をお持ちの方は、ぜひ下記の「関連ソリューション」ページにてご確認ください。

 

 

関連ソリューション: IBM Blockchain

 

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