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開発環境に変革を! エンジニアリングライフサイクル管理スタートアップ

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市場ニーズの変化が加速している現在、製品開発の現場では「製品の市場投入までの時間を徹底的に早めること」が求められています。さらに顧客要求が多様化した結果、多品種少量生産の時代になり、開発品種も増加しています。

このような環境下、ソフトウェア開発現場では人手不足も相まって、リソースがひっ迫しているケースが多いとお聞きしています。どうにかして開発サイクルを効率化できないか、と思案する方も多いのではないでしょうか。

 

「ソフトウェア開発サイクルの効率化を考える」とは、「非効率なプロセスとその要因について考える」ことにほかありません。それが分かれば、対応策や「本来のあるべきプロセス」は自ずと見えてくるからです。そしてそのあるべきプロセスと現状を対比させ、何がボトルネックとなっているのかを見極め、それに対する打ち手を検討していくこととなります。

—— このように書くと、多くの方は「それは分かっている。しかし分かることと実現させることの間には、大きなギャップがある」と思われるのではないでしょうか。

実際、開発サイクル全体を通じた効率化実現に必要なのが、「オートメーション化」と「標準化」、そして「プロセス間のシームレスな連携」であることは、私たちIBMもさまざまなお客様とのディスカッションにより理解しています。

 

こうした理解を元に、長年に渡り磨き続けられてきたソリューションが、IBM Engineering Lifecycle Management(ELM)です。

ELMは、IBMが提供するアプリケーション開発プロセスを支援する包括的なプラットフォームです。ELMを利用することで、統一された画面設計と操作性を備え、要件定義から開発、運用テストといった一連のフローをシームレスな環境で進めることができます。

また、Webベースのコミュニケーション/コラボレーション支援や、既存の各ツールとの連携など、人的資源、既存資産の活用も促進します。

 

いくつか、事例をご紹介します。

「ニューノーマル」に合わせた開発環境をチームに

これほどの複雑な標準規格群の実装には特定のツールセットが不可欠ですし、一般的なオープンソース・ソリューションの適用を考えるには時間があまりにも足りません。
ですから、私たちはこのチャレンジには、IBMのエンジニアリング・ポートフォリオが最適なソリューションであると技術研究所に推薦したのです。

保全戦略を進化させる設備管理パッケージIBM Maximo(保全管理基盤編)

DOORS Nextとクラウドサービスを使用することの根幹的な利点は、すべてのユーザーがプロジェクト全体でリアルタイムに情報を共有できるという、コラボレーション環境にあります。
次に重要なのが変更管理です。データベースにすべての関係と契約要件が含まれているので、請負業者が変更を提案または開始した場合、要件間の相互依存性を容易に理解できるのです。
その変更がプロジェクトにどのように影響するか、そしてそれがRPVとクライアントにとって何を意味するのかが明確なのです。

「ニューノーマル」に合わせた開発環境をチームに

フィールド、レイアウト、タブを作成し、ワークフローに組み込む事ができます。これらの機能は初めからIBMのツールに組み込まれています。
つまり、標準的なワークフローに縛られることなく、自分が選択したプロセスをシステムに取り込むことができます。ワークフローをカスタマイズして、他のシステムと安全に統合することが可能なのです。

 

上記事例の詳細他、システム開発やソフトウェア開発ライフサイクルの効率化にご興味をお持ちのお客様は、ぜひ以下よりご連絡ください。

 

問い合わせ情報

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