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IBM Cloud Code Engine にコンテナをデプロイする

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この投稿は、2021/4/13に米国 IBM Cloud Blog に掲載されたブログ(英語)の抄訳です。

 

IBM Cloud Code Engine であなたの悩みの種が消えます

開発者は、ホスティング・インフラストラクチャを管理するのではなく、コードを書きたいのはずです。
IBM Cloud Code Engineがあれば、この目標に一歩近づくことができます。

 

IBM Cloud Code Engineとは?

IBMは新しいフラッグシップ・ランタイム・ホスティング環境「IBM Cloud Code Engine」を発表しました(発表内容はこちら)。Code Engineは、フルマネージドのクラウドベースのランタイムで、デプロイ先のインフラを一切管理することなく、あらゆるクラウドネイティブワークロードを数秒でデプロイすることができます。つまり、Kubernetesをインストールして管理する必要はありません。ポッド、レプリカセット、デプロイメント、オートスケーラー、ロードバランサー、さらにはYAMLについても学ぶ必要はありません。

Code Engineでは、コンテナイメージと必要なランタイムセマンティクスを提供するだけで、あとはCode Engineがやってくれます。また、ソースコードを提供すれば、Code Engineがコンテナイメージを構築することもできます。Code Engineは、HTTPサーバー、サーバーレス機能、REST API、イベント駆動型のワークロードなど、要求に応じて応答するワークロードでも、バッチジョブなどの「完了まで実行」するワークロードでも、実行することができます。

Code Engineが提供するシンプルなユーザーエクスペリエンスは、アプリケーションのホスト方法について悩む時間を最小限にするために、プロセスを合理化するように設計されています。スマートなデフォルト設定により、マウスを数回クリックするだけでアプリケーションをデプロイすることができます。ちょっとしたカスタマイズも数回のキー操作でプラットフォームに希望を伝えれば、Code Engineがそれを実現するために必要なすべてのステップを行います。

そして何より、プラットフォームの管理を気にする必要がないだけでなく、スケーリングや未使用(アイドル状態)のリソースへの支払いを気にする必要もありません。Code Engineでは、使った分のリソースだけを支払うことになります。つまり、Code Engineがワークロードをスケールダウンさせてインスタンスがゼロになれば(アイドル状態なので)、その分の料金はかからないということです。また、新たなリクエストが発生した場合は、Code Engineが自動的にスケールアップします。真のサーバーレスセマンティクスをすべてのワークロードで実現します。

 

どれだけシンプルになるのか

サンプルアプリケーションをCode Engineにデプロイするビデオをご覧ください。

Code Engine How to deploy your app

 

動画の中では、シンプルな「Hello World」タイプのHTTPサービング・アプリケーションを、わずか数回のクリック(タイプしない!)でデプロイしています。このアプリケーションはTLSで保護されており、自動でスケールアップ、スケールダウンします(アイドル状態であればゼロにもなります)。また、必要に応じて、ランタイムセマンティクスを簡単に設定する方法も紹介しています。

この後は、ぜひご自身でCode Engineを試してみてください。Code Engineには無料枠(一定の条件に達するまで無料)があるので、購入する前に実際に使ってみることができます。サンプルやチュートリアルをご覧になれば、移行をスムーズに進めることができるでしょう。

 

始める準備はできましたか?

IBM Cloud Code Engineを始めましょう。ランディング・ページにアクセスして Code Engine を知ってください。その後、ドキュメントの「Getting Started with Code Engine」に進み、コンテナバッチ・ジョブをデプロイするか、ソース・コードを直接デプロイしてください。

 

参考情報:

IBM Cloud Code Engine でバッチ・ジョブを実行する

IBM Cloud Code Engineにソースコードをデプロイする

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