IBM テクニカル・サポート

IBMテクニカル・サポートという仕事(2)ー IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポートの魅力

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みなさんは IBM Z と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか。メインフレームとしての重厚なイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思います。IBM Z 製品をご利用のお客様を支える「IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポート」という仕事の魅力についてお話します。

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半世紀を超える歴史

IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポート部長の近藤 玲央男です。IBM Z は、発表から50年以上経った今でも、多くの基幹系システムで利用されており、銀行や保険、小売りから運輸など幅広い分野において、停止が許されないミッション・クリティカルな業務を一手に引き受けています。最近では Red Hat Open Shiftとの連携やコンテナ技術の実装により、クラウド・ネイティブなアプリケーションの開発・実行環境へと進化しており、常にビジネスの最前線で、お客様と共に発展してきました。そして、この IBM Z の高い信頼性を支えているのが、私達、IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポートなのです。

 

 

 

 

ソフトウェア・テクニカル・サポートとは

お客様が IBM Z のオペレーティン・グシステムやミドルウェアに関するあらゆる問題に遭遇したとき、それが私達ソフトウェア・テクニカル・サポートの出番です。お客様を不安に陥らせている問題を早期に取り除くため、原因の究明や対策の立案を行います。ログ、トレース、ダンプといったシステムから出力される資料の分析、IBM 内に蓄積された過去の問題とその解決策に関するナレッジベースの参照、そして製品のソースコード解析など、あらゆる技法を用いて問題の早期解決に尽力します。時に原因調査は困難を極めることもありますが、自分の力で究明に成功したときの達成感は最高のものがあります。製品の外部仕様だけでなく内部仕様への知識も深まるため、コンピューター・システムの本質を深く・広く学べる魅力的な仕事だと感じています。

 

重要なミッションであるという “自負”

IBM 製品をご購入いただいたお客様にとって、ソフトウェア・テクニカル・サポートは製品を安心してご利用いただくための重要な要素であると感じています。特に IBM Z はミッション・クリティカルな社会インフラの一部としてご利用いただくことが多いため、障害の早期解決などの重要な場面において、ソフトウェア・テクニカル・サポートが担っている役割は大きいと考えています。私達は「お客様と共に社会インフラを支えている」という自負を持っています。そして「自らの専門分野においては誰にも負けない」という強い気持ちで日々お客様に対応しています。私達の高いスキルは、お客様と接することの多い社内の営業担当者からも頼りにされていますし、お客様向けの満足度調査のサーベイにおいて感謝の言葉を頂戴することもあります。

 

グローバル IBMer としての役割

グローバルな関係のイメージIBM では自らを IBMer と称し、IBM 全体が One Team であるという意識があります。この意識は日本だけではなく、海外にも及びます。IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポートはグローバル・チームの一員として国内・外のお客様に対応し、海外のエキスパートや開発チームのメンバーと共に製品品質の維持・向上に取り組んでいます。トレーニングのための海外主催のオンライン講習や海外出張の機会にも恵まれ、常に自らのスキルや可能性を高めていくことができる環境が整っています。実は、私自身、入社時には英語が得意ではありませんでしたが、社内の英語研修や海外メンバーとのビジネス/プライベートの会話を通じて英語を習得しました。まだまだ学ぶところは多いですが、今ではビジネス英語を駆使して、グローバル・チームとの交渉を行う日々を送っています。

 

チームワークと多様性

チームワークのイメージこのように、IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポートは高い専門性が要求される仕事です。お客様の障害対応で緊張を強いられることもしばしばですが、仕事は一人でするものではなく、難しい問題が起きたときには仲間と共に解決にあたることができます。コロナ禍以降、ソフトウェア・テクニカル・サポートは在宅で業務に従事していますが、常にチャットや Web 会議で声を掛けあい、時には雑談なども交えて、楽しく仕事をしています。IBM には多様性を認める自由な文化があり、各々のワーク・スタイルに合わせた形で勤務することができます。業務時間への柔軟性があり、男女を問わず子育てをしながらでも働きやすい職場です。私も夕方早めに仕事を切り上げ子供の習い事の送迎をしたりしています。

 

IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポートのプライドと自由なマインドを感じていただけましたでしょうか。IBM Z ソフトウェア・テクニカル・サポートの仕事にご興味を持っていただけたら幸いです。

近藤さん近藤 玲央男
日本アイ・ビー・エム IBM Z テクニカル・サポート部長
IBM Z ソフトウェア製品の技術者やプロジェクトリーダーとして銀行のお客様のシステム構築や銀行統合のプロジェクトに参画。Db2 for z/OSのサポート・エンジニアとして製品障害の解決や製品品質の向上に従事。2019年12月より現職。

 


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