データモダナイゼーションを加速するIBM Cloud Databases for EnterpriseDB

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この投稿は、2020年7月6日に、米国 IBM Cloud Blog に掲載されたブログ（英語）の抄訳です。

高価なレガシーデータベースをOracle互換のIBM Cloud Databases for EnterpriseDBに移行しましょう

IBM Cloud Databases for EnterpriseDB (EDB)がリリースされ、すべてのIBM Cloudマルチゾーンリージョン(MZR)で利用できるようになりました。

EDB PostgreSQL Advanced Serverが IBM Cloud Databases（英語）プラットフォームの強力なデータベーススイートに加わり、企業のワークロード拡張とセキュリティのためのプロダクションレディなフルマネージドDBaaS（英語）として提供されます。

EDBは、PostgreSQL（英語）のセキュリティとパフォーマンスを強化しています。EDB製品担当上級副社長のJohn Murphyは次のように述べています。
“IBM Cloud上でEDBのサービスを提供することは、IBMエコシステムを既存のPostgresユーザーに拡張する絶好の機会です。より多くのチームが完全に統合されたクラウドのメリットを実感できるように、連携を拡大していきたいと考えています。”

IBM Cloud Databases for EnterpriseDBの特長

• Oracleとの互換性：スキーマ、データ型、インデックス、ユーザー、ロール、パーティショニング、パッケージ、ビュー、PL/SQLトリガ、ストアド・プロシージャ、関数、およびユーティリティの互換性を提供
• 生産性の向上：200以上のパッケージ化されたユーティリティ関数、ユーザー定義のオブジェクトタイプ、自律的なトランザクション、入れ子になったテーブル、シノニム、高度なキューイング
• セキュリティ：パスワードポリシー管理、セッションタグ監査、データの再編集、SQLインジェクションからの保護、手続き型言語のコード難読化

Databases for EnterpriseDB のような IBM Cloud Databases を使用してデータをモダナイゼーションすることで、コストを削減し、効率性を高め、新しいアプリケーションのためにイノベーションを促進することができます。

さらに、IBM Cloud Databases for EDBには以下のような機能があります。

• IBM Cloud MZRの3データセンターにデプロイされた3つのデータベース・メンバーと、データベースに接続するための単一でシンプルなエンドポイント
• 99.99.99%のアップタイムSLAによる高可用性
• IBM Cloud Monitoring Sysdig、IBM Cloud Log Analysis with LogDNA、IBM Cloud Activity Tracker with LogDNAとの統合
• 暗号鍵の持ち込み（BYOK）
• ディスクとRAMのオートスケール
• IBM Cloudのプライベート・ネットワークで接続するためのCloud Service Endpointの提供
• 7日間のポイント・イン・タイム・リカバリ（PITR）
• 日次で自動バックアップされ、データはクロスリージョナルのクラウドオブジェクトストレージ（COS）に保管
• 最大5つのリードレプリカ（任意のリージョン利用可能）と、それらを新しいデータベースインスタンスにプロモートする機能

柔軟な利用モデル

利用者は、ストレージ、RAM、vCPUを個別にスケーリングすることができます。スケールの際のダウンタイムがないため、スモール・スタートでIBM Cloud利用してビジネスの成長に合わせてスケールアップしたり、季節的なアプリケーション向けにスケールダウンしたりすることができます。データベースは数分でデプロイされ、1時間ごとに課金され、APIを呼び出すだけで利用できます。

参考リンク

• IBM Cloud Databases for EnterpriseDB入門
• 価格
• IBM Cloud Docs

翻訳：IBM Cloud Blog Japan 編集部