IBM Cloud アップデート情報
Log Analysis/Activity Tracker with LogDNA の毎時アーカイブ機能 登場
2020年03月27日
カテゴリー IBM Cloud News | IBM Cloud アップデート情報
記事をシェアする:
監査のために、証拠調査のために、何らかの洞察を得るためにアーカイブされたデータにアクセスする機会が増えています。しかしながら、クラウド上で大量の操作が実行されると、ログおよびアクティビティ・イベント・データのアーカイブが肥大化します。
このような環境では 1時間ごとにアーカイブをまとめる方法が効果的です。
そこで、IBM Log Analysis with Log とIBM Cloud Activity Tracker with LogDNA のアーカイブ機能が大幅に進化し、アーカイブを 1 時間ごとの単位に分解できるようになりました。
この機能を使用するとアーカイブされたログをより速く受信できるようになります。
1 日分ではなく、ログの一部のみを解凍し取得することができます。
さらに、新規フォルダー・フォーマットは Hive パーティションをより適切にサポートします。
新しいアーカイブ・ディレクトリー・フォーマット
year=YYYY/month=MM/day=DD/<accountID><YYYY><YYYY>-<MM>-<MM><DD><HH>00.json.gz
※ HH は 24 形式の時間
現行のアーカイブ・ディレクトリー・フォーマット
/<accountID><YYYY><YYYY>-<MM>-<MM>-<DD>-<DD>-<DD><DD><clusterId>.json.gz
S3 の現在のアーカイブ・ディレクトリー・フォーマット
YYYY/MM/<accountID>.<YYYY><YYYY><clusterId>-<MM><MM><clusterId>-<DD><DD><clusterId>.<clusterId>.<clusterId>.<clusterId>.<clusterId>.json.gz
アーカイブ・ファイルの内容は以前と同じままです。
開始日:2020年4月6日
2020年4月6日から、お客様のアーカイブを順次新しいフォーマットへ移行してまいります。多くのお客様の場合、ご自身によるアーカイブの再構成は不要です。
[新しいアーカイブ機能に対応が必要なケース]
アーカイブ・ログの内容に基づくカスタム・ワークフローをお使いの場合は、アップデートが必要になる場合があります。
もし お客様のシステムがアーカイブファイルを参照している場合、例えばデータウエアハウス、そのシステムを新しいアーカイブ・ディレクトリ・フォーマットに対応させる必要があります。
Export API、また LogDNA アプリの使用方法にはなんら変更はありません。
※ 新しいフォーマットに移行すると、古いフォーマットのアーカイブと新しいフォーマットのアーカイブでわずかながら重複した部分が生じる場合があります。
参考情報
IBM Cloud Activity Tracker with LogDNA
投稿:IBM Cloud Blog Japan 編集部
Db2® Warehouse on Cloud (IBM Cloud®) のメジャー・アップグレード
Db2, Hybrid Data Management, IBM Cloud News...
注)以下の記事は英語版ブログ「A major upgrade to Db2 Warehouse on IBM Cloud」(2024年6月26日公開)を翻訳したものです。 Db2® Warehouse on IBM Cl ...続きを読む
マネージドで手間なくシンプルにご利用いただける待望のVMware新サービスが東京リージョンに上陸!
IBM Cloud Blog, IBM Cloud News
IBM Cloud for VMware Solutionsではこれまで、幅広いサービスラインナップでお客様のミッションクリティカルなワークロードを支えるクラウド基盤を提供してきました。 お客様自身が管理者権限を有して運 ...続きを読む
IBM Cloud『医療機関向けクラウドサービス対応セキュリティリファレンス (2024年度)』公開のお知らせ
IBM Cloud Blog, IBM Cloud News
このたびIBM Cloudでは総務省ならびに経済産業省が提唱する医療業界におけるクラウドサービスの利活用に関するガイドラインに対応していることを確認し、整理したリファレンス『医療機関向けクラウドサービス対応セキュリティリ ...続きを読む