IBM Cloud Blog
ニューノーマル時代における正しいマスク着用を認証できるしくみとは
2020年10月20日
カテゴリー IBM Cloud Blog | IBM Cloud News
記事をシェアする:
今日の環境では、仕事においても個人の行動においても、マスクの着用がもはや当たり前になってきました
マスクの着用により、空気感染によるウィルスの感染リスクを大幅に低減できることはよく知られていますが、ときどき、その正しい着用方法が忘れられたりすることがあります。
人々が安全に職場環境に復帰するためには、個々人がマスクを正しく着用しているかどうかを、企業が判断できることが重要であると言えます。
光学カメラなど、エッジ対応のリアルタイムのAIベースのビデオ分析システムにより、個人がマスクを適切に着用しているかどうかを分析することができます。こうすることで、企業はビジネスに関連した健康のガイドラインに正しく準拠することができます。
身元の特定などにより個人を危険にさらすことなく、マスクの使用状況を分析するために、エッジコンピューティング技術がどのように活用されているかをご覧ください。
他にもいくつかの事例を確認しましょう
これにはAIとエッジを活用した仕組みが使われています
IBM Edge Application Manager は、エッジ対応カメラでワークロードを分析します。これにより、分析プラットフォームにて撮影された画像のセキュリティーを損なうことなく、マスクを認識し、それが効果的に着用されているかどうかを判断します。
この分析は、カメラで行われるため、ビデオのデータと個人のプライバシーは保護されます。データの送信や保存、分析処理にかかる費用もかかりません。
マスクが適切に着用されていなかったり、あるいはまったく着用されていなかったりするたびに、アラートが送信されます。集約されたデータは IBM Maximo Worker Insights platform に送られますので、施設内でのマスクに関連した行動を強調することができます。
IBMのエッジを活用したイノベーションにより、企業の従業員もお客様も、安全にもとのビジネス環境に戻ることができます。
いかがでしたでしょうか。データからの洞察に基づいて行動するために、IBMがどのようにお手伝いできるか、ご理解いただけると幸いです。そして、通常の業務へ1日も早く戻れるようになることを祈念しております。
関連リンク
投稿:IBM Cloud Blog Japan 編集部
*このブログは、2020/8/31に発行された”Face Mask Detection at the Edge”(英語)の抄訳です。
Db2® Warehouse on Cloud (IBM Cloud®) のメジャー・アップグレード
Db2, Hybrid Data Management, IBM Cloud News...
注)以下の記事は英語版ブログ「A major upgrade to Db2 Warehouse on IBM Cloud」(2024年6月26日公開)を翻訳したものです。 Db2® Warehouse on IBM Cl ...続きを読む
IBM Cloud は 通常通り 稼働しております
IBM Cloud News, IBM Cloud アップデート情報, 重要情報
IBM Cloud は通常通り稼働しております 6月25日現在、下記の通り弊社幕張事業所データセンターで障害が発生している旨のご報告をしておりますが、IBM Cloud (cloud.ibm.com) は ...続きを読む
金融機関向け IBM Cloud 対応セキュリティリファレンス
IBM Cloud News, IBM Cloud アップデート情報, IBM Cloud 市場の声・市場評価
金融機関向け IBM Cloud 対応セキュリティリファレンス 金融情報システムセンター(The Center for Financial Industry Information Systems : 以下「 FISC」 ...続きを読む