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ニューノーマル時代における、エッジやAIを活用した検温とは

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あらゆる企業が通常の業務に戻れることを願っています

昨今では、施設に入館する際に、人の体温を監視するしくみが導入されるようになりました。これにより、第一線で従業員にとって重要な健康上のリスクを最小限に抑えることができます。

これは実際どのようなしくみなのでしょうか?

これは、施設の入り口にある熱/赤外線(IR)カメラが人の体温をスクリーニングし、リアルタイムのAIベースのビデオ分析技術により、入館しようとする人の体温が高レベルに達しているとアラートを生成し、その人が他の人に対して引き起こすリスクがないかどうかを入館前に確認できるというしくみです。

体温の上昇により、就業が適さない人を特定する指標として、エッジコンピューティング技術がどのように活用されているかをご覧ください。

他にもいくつかの事例を確認しましょう

これにはAIとエッジを活用した仕組みが使われています

これには、施設の入り口にある熱/赤外線(IR)カメラが人の体温をスクリーニングし、リアルタイムのAIベースのビデオ分析技術により、入館しようとする人の体温が高レベルに達しているとアラートを生成し、その人が他の人に対して引き起こすリスクがないかどうかを入館前に確認できるというしくみが活用されています。

IBM Edge Application Manager は、エッジ対応カメラでワークロードを分析した結果を IBM Maximo Worker Insights platformに送信します。

この検出プロセスには、レジリエンシーとプライバシーのしくみが組み込まれており、個人識別データは共有されないため、データの送信や処理にかかる費用もかかりません。

こうしたイノベーションにより、従業員だけでなくお客様を健康上のリスクから保護することができます。これによって、企業の健全な成長も期待されます。

いかがでしたでしょうか。データからの洞察に基づいて行動するために、IBMがどのようにお手伝いできるか、ご理解いただけると幸いです。そして、 通常の業務へ1日も早く戻れるようになることを祈念しております。

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投稿:IBM Cloud Blog Japan 編集部

*このブログは、2020/8/31に発行された”IBM Cloud Blog “Eevated Body Temperature Monitoring at the Edge”(英語)の抄訳です。

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