Hybrid Data Management
Db2 Warehouse Flex One スモール・スタート可能なクラウドデータウェアハウスサービス リリース!
2019年07月24日
カテゴリー Db2 | Hybrid Data Management | IBM Data and AI
記事をシェアする:
IBMの柔軟な最新データウェアハウスで迅速に構築
この1年間、IBMは、Db2 Warehouse on Cloudについていくつかの大きな発表を行いました。まず、IBM初の弾力性のあるクラウド・データウェアハウス(英語)、Db2 Warehouse Flexを発表しました。その後、東京データセンターでも提供開始し、またAmazon Web Services (AWS)上で提供開始しました。これだけでも、IBMのビジネスへの大きな関心と期待が寄せられましたが、これはほんの始まりにすぎません。
今日のほとんどのクラウド・データウェアハウス・アーキテクチャーは、ストレージ層とコンピューティング層が分離されているため、お客様は、データウェアハウス・リソースをオンデマンドで拡張して、さまざまなワークロードに対応できます(そして最終的にはコンポーネントごとに支払います)。ただし、多くの場合、ストレージ容量はテラバイト単位で課金されます。成長企業では、いずれこの規模のデータ量の分析が必要になります。一方、数十ギガバイトまたは数百ギガバイトのデータから始めるようなプロジェクトに、データウェアハウス・ストレージでは高すぎます。現状で、一部のストレージしか必要でないのに、1テラバイトのデータ分をまるまる支払わなければならないのです。
IBMの最新(そして最小)の弾力性のあるデータウェアハウス、Db2 Warehouse Flex Oneの提供を発表できることを嬉しく思います。 Flex Oneは、ストレージとコンピューティングの独立した拡張性と、セルフサービスのバックアップ・リストアを、企業の成長に合わせて拡張できるよう設計されたちょうどよい構成で実現します。
小さく始めて、ビジネスの成長に合わせて拡張
Flex Oneの最小のディスク・ストレージは40GBです。つまり、小さく始めることで、テラバイト単位のストレージ料金を支払うことで発生するオーバーヘッドを排除できます。さらに重要なのは、Flex Oneのストレージ容量を4TBに拡張できることです。つまり、データがテラバイト規模まで増加しても、他のウェアハウスに移動する必要はありません。
Flex Oneは、IBMの既存の弾力性のあるデータウェアハウス・モデルと同様に、ワークロードが重いときは計算能力を高め、その後は元に戻してコストを節約するという計算能力の制御および最適化ができます。直観的なUIおよびREST APIを使用して、Flex Oneの計算能力を6VCPUから28vCPUまで簡単に拡張でき、毎月のコンピューティング料金をフル管理することができます。
あらゆる企業に対応
Flex Oneは、急成長しているデータ主導型のビジネスに最適です。データベース管理の複雑さをなくし、データ分析などのより重要な作業に思う存分取り組めるようにするフルマネージド・サービスです。Flex Oneは、パブリック・クラウドとハイブリッド・クラウド(英語)のいずれのアーキテクチャーの実動環境にも対応します。
ハイブリッド・クラウド・アーキテクチャーにおいて、Flex Oneは、IBMの専用データウェアハウス・アプライアンス、IBM Integrated Analytics System(IIAS)を十分に補完します。IIASの「クラウドに移行(Lift to cloud)」機能を使用すると、オンプレミス・データの安全なサブセットを、数回のクリックで簡単にDb2 Warehouse Flex Oneシステムに移行できます。その後には、オンプレミスのコア・システムを中断することなく、専用のクラウド・リソースで分析、データ・サイエンス、機械学習のワークロードを実行できます。
IBM Cloudの200ドルのクレジットを利用して今すぐ始めましょう
IBMは、世界クラスの弾力性のあるクラウド・データウェアハウスにより、世界中のデータ駆動型のビジネスをサポートすることにワクワクしています。今すぐ、IBM Cloudの200ドルのクレジットをFlex Oneにあて、1時間あたり70セントもかからずに新しいデータウェアハウス・プロジェクトを開始できます。開始するには、このリンクから登録(要登録)して、IBM Cloudの200ドルのクレジットを取得し、IBM CloudカタログからDb2 Warehouse Flex Oneシステムを作成してください。あるいは、IBM Data and AI(アナリティクス)の営業担当員に連絡して、PoC(概念検証)を開始し、1年契約および3年契約の料金設定オプションをご検討ください。
現在OracleまたはSQL Serverを使用してオンプレミスでデータウェアハウスを実装されていて、IBMの弾力性のあるクラウド・データウェアハウスへのアップグレードをご希望の場合は、IBM Lift CLIを使用して、すぐに、データをOracleまたはSQL ServerからDb2 Warehouse on Cloudに無料で移行できます。
この記事は米国時間2019年6月3日に発表された記事(英語)の抄訳です。
Db2 12.1とIBM Database Assistantの提供開始
Db2
IBMは2024年11月に、Db2 12.1とIBM Database Assistantの一般提供を開始しました。Db2は30年以上にわたってお客様の声を反映し、継続的に機能の強化を重ねてきました。最先端の技術を搭載し ...続きを読む
敷居もコストも低い! ふくろう販売管理システムがBIダッシュボード機能搭載
IBM Data and AI, IBM Partner Ecosystem
目次 販売管理システムを知名度で選んではいないか? 電子取引データの保存完全義務化の本当の意味 ふくろう販売管理システムは「JIIMA認証」取得済み AIによる売上予測機能にも選択肢を 「眠っているデータの活用」が企業の ...続きを読む
テクノロジーが向かう先とは〜中長期テクノロジー・ロードマップ
IBM Cloud Blog, IBM Data and AI
IBM テクノロジー・ビジョン・ロードマップ – IBM テクノロジー・アトラスを戦略的・技術的な予測にご活用いただけます – IBM テクノロジー・アトラスとは? IBM テクノロジー・アトラス ...続きを読む