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一部の海外老朽化データセンター (香港 / ソウル他) 閉鎖のお知らせ

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IBMは最新世代のテクノロジーを活用し、より高レベルのネットワーク・スループットと冗長性を備え、耐障害性の高いアーキテクチャーを提供するために設計された、新しいデータセンターおよびマルチゾーン・リージョン(MZRs)の展開に投資するモダナイゼーションを実施しています。

この戦略の一環として、いくつかの旧世代データセンターを統合し、お客様の運用をより新しく、大容量の設備へシフトすることをお手伝いいたします。2022年10月28日に以下のデータセンター の閉鎖を予定しています。

アムステルダム AMS01

ダラス DAL06

香港 HKG02

ソウル SEO01

サンノゼ SJC01 – POD2  (SJCの他のPODは対象外です)

モントリオール MON01 – POD2  (MONの他のPODは対象外です)

対象となるデータセンターをご利用されているお客様は、閉鎖されるまでに、IBM Cloudの他のデータセンターやMZRへ移行していただく必要があります。この際、同等またはより良い構成に対し、同等かより低い価格でご提供することをお約束いたします。

 

大切なIBM Cloud のお客様のために

データセンターの移行は複雑で費用がかかるため、以下のオファリングをご用意しております。

– 新しいデータセンターで置き換えたサーバーもしくはサービスのご利用が2ヶ月間無料(Promo Code : DCMIGRATE2022) もしくは、ベアメタル・サーバーからVSIかVPCへ移行することにより、お客様のITインフラストラクチャーを最適化した場合、4ヶ月間ご利用料無料 (Promo Code : UPGRADE2VSI2022)でお使いいただけます。

– 同等またはより良い構成に対し、同等かより低い価格でご提供いたします。

– 移行のご支援を行います。これには、お客様の移行とソリューションのパフォーマンスを最大化するのに役立つ、推奨構成のガイダンスを含む無料のアーキテクチャー・コンサルテーションが含まれます。お客様のデータ移行については、無料でサードパーティ・パートナーのサポートを受けることができます。また、お客様の要求に応じて、その他の移行要件に対応することができる場合があります。

 

お客様に実施いただくアクション

– 影響を受けるサーバーやインフラストラクチャーの確認をお願いいたします。

– 影響を受けるデータセンターやPODで現在稼働中のお客様システムの移行をお願いいたします。

– 新しい環境への移行が完了した後、移行前の環境やサービスのキャンセルを必ず行ってください。移行前のサーバーはキャンセルされるまで利用料が請求されます。

– モダナイゼーション・ジャーニーにご興味がある場合、IBM Garageチームがお手伝いいたします。詳しくは、IBMカスタマー・サクセス・チームにお問い合わせください。

 

詳細情報はどこで入手できますか

影響を受けるサーバーの確認、スペシャル・オファーのご利用、推奨構成やデータセンターの検討について、いつでもお問い合わせください。

お問い合わせ先:IBM Cloud ポータルにてCaseを起票してください。

 

★最新情報はリンク先にてご確認ください

一部老朽化データセンターの閉鎖について:https://cloud.ibm.com/docs/get-support?topic=get-support-dc-closure

別のデータセンターへのマイグレーションについて:https://cloud.ibm.com/docs/account?topic=account-migrate-data-center

IBM Cloudを引き続きご利用いただきありがとうございます。移行に関して追加でご質問がある場合には、担当営業にお問い合わせください。

 

(過去のお知らせ)
AP Cross Region COSは継続することとなりました。

2023年1月31日に以下のデータセンターが閉鎖されることが2022年2月1日に発表されました。

メキシコ MEX01

上記2022年10月28日に閉鎖されるデータセンターで利用できるPromo Codeと同じオファリングをお使いいただけます。

・2024年4月4日に以下のデータセンターが閉鎖されることが2023年4月3日に発表されました。
ダラス DAL05
サンノゼ SJC01
ワシントンDC WDC01

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