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ニューノーマル時代のエッジを活用した人の密集度の測定とは

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世界中で、従業員の健康と安全が最大の優先事項になっています

現在、公共の場における人の密集を最小限に抑えるための取り組みが実施されていますが、これは、おそらくより長期にわたっても実施されるでしょう。

COVID-19をはじめ、空気感染するウイルスの拡散を食い止めるためには、稼働率を低くおさえる必要があります。小売店や、スーパーマーケット、工場、銀行、公共の建物など、あらゆるビジネスに当てはまります。

同様に、特定の場所における人の密集度をリアルタイムに監視できることも重要です。

特定の場所で、カメラの視野の中で測定される情報に基づいて。人の密集度を監視するために、エッジコンピューティング技術がどのように活用されているかをご覧ください。

 

他にもいくつかの事例を確認しましょう

これにはAIとエッジを活用した仕組みが使われています

IBM Edge Application Manager を活用した、AIベースのビデオ分析により、人々の安全が守られています。

IBM Edge Application Manager は、人の密集度を近接度を、個人を認識せずに、リアルタイムで測定できるエッジ対応カメラでワークロードを分析します。

カメラが分析する際、ビデオデータや個人のプライバシーは保護されます。データの送信や分析処理にかかる費用もかかりません。

分析結果は、取り込まれると IBM Maximo Worker Insights platform に送られます。人々の安全に関するさまざまな規制・条件を改善に導くための洞察に基づいて行動することができます。

IBMのエッジを活用したイノベーションにより、人々を健康上のリスクからも保護することができます。

いかがでしたでしょうか。データからの洞察に基づいて行動するために、IBMがどのようにお手伝いできるか、ご理解いただけると幸いです。そして、通常の業務へ1日も早く戻れるようになることを祈念しております。

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投稿:IBM Cloud Blog Japan 編集部

*このブログは、2020/8/31に発行された”IBM Cloud Blog “Crowd Density Measurement at the Edge”(英語)の抄訳です。

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