COVID-19 の時代におけるデジタルコンテンツの利用促進事例

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この投稿は、2020年6月18日に米国 IBM Cloud Announcements に投稿されたブログの抄訳です。

リモート・ワークをする時間が増加しています

世界中の人々が コロナウィルス感染拡大を予防するために、以前よりも多くの時間を家で過ごすこととなり、デジタルコンテンツの利用量が急増しています。 BASE Media Cloud 社は、メディア業界がリモートで働くことをサポートしており、この変化によて当社のプラットホームの依存度はかなり高まりました。  BASE Media Cloud 社は、2015年より、メディア・ソフトウェア・ツールのオンラインおよびオンデマンドで統合された集中型クラウド・ストレージをメディア業界に提供しています。現在は多くの人がオンラインで共同作業を行う必要があるため、このビジネス・モデルは非常に魅力的です

リモート作業のサポート

イギリスでロックダウンが発生すると、一部のお客様は、様々なレベルのテクノロジーと接続を使って、高速インターネット・アクセス経由でリモート作業を行うことになり、共用のオフィス・スペースに移動することがほとんどなくなりました。 これにより、突然メディア業界の人々は、BASE Media Cloud 社のプラットフォームを記録的なレベルで利用し始めました。

幸いにも、 BASE Media Cloud 社クラウドのマルチホーム・プラットフォームは、  IBM Cloud サービスによってサポートされています。 当社のソリューションは、  IBM Public Cloud の Aspera や IBM Cloud Object Storage および IBM Cloud ベアメタル・サーバー を活用しています。 これにより、重要なファイルへの信頼性の高いアクセスが提供され、お客様は様々な編集や実動用のタスクを実行するために、迅速にファイルを転送することが可能です。

お客様の対応

長年にわたる BASE Media Cloud 社のお客様であるリトル・ドット・スタジオ (LDS) は、ソーシャル・メディア・ネットワークのコンテンツを作成しています。 外出自粛要請が出た際、LDS社は 48 時間以内に 80 人以上の従業員を自宅で働く体制を整えることができました。 幸運なことに、 LDS社 はBASE Media Cloud 社とクラウド優先のインフラストラクチャー構築のために協業したパートナーだったこともあり、すぐに実装することができました。  IBM Cloudのソリューションは、アクティビティーの急増にそつなく対応しました。

もう一つのBASE Media Cloud 社のお客様である英国放送協会 ( BBC) は、パンデミックが国際ニュースになるとすぐに、準備を開始しました。これにより、ロックダウンが始まる前に、編集作業をクラウドに移動させることができました。 プロジェクトの最初のフェーズでは、クラウド内のすべてのシステムを迅速にセットアップし、必要なプロジェクト・データを即時にバックアップしました。 週末の間にリモートアクセスする準備が整いました。現在BBC は、バックアップ・ストレージ、ファイル共有、および BeBopとのリモート編集作業、重要なニュースの編集作業といった、主要な業務において、 BASE Media Cloud を使用しています。

BASE Media Cloud がこのような困難な時期にお客様の業務支援をする3 つ目の事例は、テイラー・メード・メディア社です。

「リモートポストプロダクションのワークフローを短時間で実行する必要があったとき、私たちは BASE Media Cloud 社のベンに連絡をし、すぐにセットアップすることができました。 非常に短い時間で転送することが必要な大量のデータがあったので、 BASE社 のチームは、できるだけ素早く初期のアップロード処理を行うために、ドライブを手配してくれました。 すべてがオンラインになるとすぐに、システムのナビゲートと操作のチュートリアルが提供され、サービスをどのように使用するかについての明確な洞察を得ることができました。 まず、 BASE社に連絡したあとの数日以内で、私たちは完全にリモートで働くためのセットアップが完了し、編集者とフリーランサーのチームは幸運にも映像を共有し、複数のプロジェクトで共同作業を行うことができました。 私たちの仕事は完全に遠隔からの作業に依存しており、金曜日にオフィスを去った後、月曜日にはオフィスにあったものをそのまま家から取り出すことができるようになったのです。」と述べました。

 IBM Public Cloud, IBM Cloud ベアメタル・サーバー, IBM Cloud Object Storage,  IBM Aspera についてはリンク先をご参照ください。