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第25回『コンテナ共創センター3.0始動』
2023年05月17日
カテゴリー IBM Cloud Blog | IBM Partner Ecosystem
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こんにちは、日本IBM クラウドテクニカルセールスの佐藤です。
今回は、3年目を迎えバージョンアップしたコンテナ共創センター3.0についてお話したいと思います。
コンテナ共創センターとは?
コンテナ共創センターは、コンテナに関わるすべての技術者に対して、
日本のDX推進に必要不可欠となるコンテナ技術のさらなる普及を目的とした、共創型の技術コミュニティです。
参加者との「共創」をコンセプトに掲げ、日本におけるコンテナ/Kubernetes技術を活用したソリューションやソフトウェアの拡大と、クラウドネイティブ・エンジニアの育成に取り組んでおります。
日本IBMは、技術コミュニティを運営しながら、クラウドネイティブ・エンジニアによる技術アドバイスとコンテナ開発のためのコンテナ・プラットフォームを無償提供しています。
これまでの活動の振り返り
2021年4月に開設したコンテナ共創センターですが、70社を超える企業から参加表明を頂いており、コミュニティメンバー数は1,000名を超え1,165名の方にご参加頂いております。
20回以上開催してきた勉強会・セミナーでは、KubernetesをコアにDevOps、Storage、Network、人材育成、SREなどKubernetes活用に必要なテクノロジーと、活用事例についてご紹介してきました。毎回70−100名、多い回では200名を超える方にご参加いただいています。
そしてビジネスでのコンテナ活用では、個別相談会を通じて、コンテナ化事例として、外部向けに5件の事例を公開させていただくことができました。
(2023年5月時点)
コンテナ共創センター3.0
3年目を迎えてコンテナ共創センターは、日本のDX推進に必要不可欠となるコンテナ技術のさらなる普及にむけた3.0へとバージョンアップいたします。
1.よりOpenで参加しやすいコミュニティ運営
- コミュニティ運営プラットフォームをconnpassに一元化
- どなたでも制約なく、コミュニティへの参加が可能
2.クラウドネイティブ教育プログラムの充実化
- オンラインセミナー形式での「コンテナ共創センター勉強会」の定期開催
- 新たなハンズオン形式での「コンテナ実践Dojo」などの提供
- コンテンツのアセット展開を通じた、スキルの学習からの習得・定着の促進
3.エンタープライズ領域でのコンテナ利用推進
- Windowsコンテナ領域を含めた、自社開発における、実践的なコンテナ化活動に対する支援
- Embeddable AI(組み込み型AI)やパートナーソリューションなど、コンテナ系アセットを使った実務利用の支援
4.各種コミュニティ活動との共創
- OpenShiftソリューション研究会との共催イベントによる、実践的なナレッジ・ノウハウの提供
- 地域・パートナーコミュニティとの共創によるコンテナ推進活動の実施
コンテナ共創センターへの参加方法
コンテナ共創センターへの参加はconnpassよりご登録いただけます。
参加費は無料でどなたでもご参加いただけます。お気軽にご参加ください。
コンテナ共創センター勉強会のご案内
コンテナ共創センターでは、勉強会を定期開催しております。Kubernetesをコアに周辺テクノロジーや組織体制、人材育成、そして各業界の活用事例などを取り扱っておりますので、お気軽にご参加ください。参加をご希望の方は上記コンテナ共創センターのconnpassよりご登録ください。どなたでも無料でご参加いただけます。
また勉強会では、ご登壇者を募集しております。気になるコンテナ技術の紹介、おすすめの学習法、ソリューションのコンテナ化事例などコンテナに関する内容であれば、どんなテーマでもOKですのでお気軽にconnpass上より運営メンバー宛にご連絡ください。
コンテナ化事例
(コンテナ共創センター以外でのIBM共創事例を含みます)
業務の全体最適を実現する「デザイナーシリーズ」にコンテナテクノロジーを採用。SaaS による低価格モデルを提供することで中小企業への販売を促進。インフラ・運用コストの削減も
SaaS型 画像認識AI開発支援システム「MODEWO」をコンテナ化。秘匿性の高いデータを扱うなどオンプレミスでの利用も可能に。
中小企業向け共通EDIシステム「EcoChange」をコンテナ化。制度変更への対応や、柔軟な拡張性と高可用性をもつインフラ提供を可能に。
オリジナルECパッケージ「ec-desigh」をコンテナ化。デジタル上の優良顧客とのリレーション向上に貢献。アプリケーションのリリースサイクルも迅速に。
競争から共創の時代へ、参加企業が続々と!
コンテナ共創センターの参加企業をご紹介します。
技術アドバイザー体制
コンテナ技術のさらなる普及にむけて、KubernetesやRed Hat OpenShiftの認定資格を保有するクラウドネイティブ・エンジニアが技術アドバイスします。
コンテナ界隈で活躍されている方、コンテナのスキルを伸ばしたい方、コンテナ化は検討しているが一歩が踏み出せない方、コミュニティを一緒に盛り上げて頂ける方。
ぜひ、ご参加お待ちしています!
佐藤 光太
日本アイ・ビー・エム株式会社
Advisory Cloud Platform Technical Specialist
大手ERPパッケージベンダーでのフルスタックエンジニアを経て、2015年日本IBM中途入社。クラウドのテクニカルセールスとしてContainer, Kubernetes, CICD領域を中心に担当。元アプリエンジニア&DevOpsエンジニア&アップル・デモンストレーター。
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