ITの最適化とスマートな運用管理
IBMソフトウェアのライセンス管理に関するご紹介
2022年07月26日
カテゴリー ITの最適化とスマートな運用管理
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IBM ソフトウェアをご利用の際に欠かせない「ライセンス管理」について、わかりやすくご説明します。
IBM ソフトウェアのご利用にあたり、お客様にはパスポート・アドバンテージ契約を締結していただきます。これによりIBM ソフトウエアのライセンス(使用許諾権)が付与されます。お客様には契約に基づき、適切なライセンス管理を実施していただく必要があります。
パスポート・アドバンテージ契約におけるIBMソフトウェアのライセンス管理
ライセンス管理の方法
ビデオでご説明した通り、IBMソフトウェアのライセンス管理については、何かしらのライセンス管理ツールをご利用いただき、お客様において実施していたただくことが必要です。サブキャパシティー・ライセンス管理には、以下のツールが必要となりますのでそれぞれについてご説明します。
1.仮想化環境におけるライセンス管理ツール:IBM License Metric Tool
ILMT とは IBM ソフトウエア製品の仮想マシン上での稼働状況を蓄積するためのツールです。仮想化環境において IBM ソフトウェアをご利用いただくためには、ILMT によるライセンス管理が必要です。ILMT は四半期ごとにリリース・アップされ、常に最新リリースでの運用が必要となります。
仮想化環境で ILMT が運用できる前提条件については、以下をご参照ください。
- IBM Passport Advantage – Virtualization Capacity (Sub-capacity) Licensing
※条件は更新される事がありますので、最新情報は常にこのサイトでご確認ください(例:VPC Policy update – published 13 July 2022 - IBM Passport Advantage – Eligible Public Cloud BYOSL policy
※Public Cloud環境ではILMTまたはILSでのライセンス管理が必須です
また、最新リリースの稼働環境についてはこちらの表で確認できます。
ILMT の日本語の技術情報 (マニュアル) はこちらにありますのでご利用ください。
サポートによく寄せられるご質問について、以下の文書にまとめました。
2.コンテナ環境におけるライセンス管理ツール:IBM License Service
Kubernetes を利用したコンテナ環境でコンテナ・ライセンスをご利用いただくためには、ILS によるライセンス管理が必要です。
コンテナ・ライセンスの基本情報については、以下をご参照ください。
コンテナ・ライセンスを利用する場合には、ご契約の都度「補足契約書 – コンテナ・ライセンス条項の特別オプション」を締結していただく必要があります。上記サイトの “Expand to view and download Addendums by language and country” セクションから日本語版が入手できます。
ILS の日本語の技術情報 (マニュアル) はこちらにありますのでご利用ください。
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