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IBM とAlliance to End Plastic Waste、データプラットフォームを構築し 環境内の世界中のプラスチック廃棄物の追跡を支援

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IBMはサポートメンバーとしてアライアンスに参加:データプラットフォーム開発で協力し、プラスチック・バリューチェーンの利害関係者をサポート

[米国ニューヨーク州アーモンク – 2020年12月15日(現地時間)発]

IBM(NYSE:IBM)およびAlliance to End Plastic Waste(アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイスト、廃棄プラスチックをなくす国際アライアンス、以下「アライアンス」)は本日IBMがアライアンスのサポートメンバーとして参加することを発表しました。

アライアンスは、世界各国のプラスチック・バリューチェーンに関わる企業が団結し、地球の廃棄物の課題に取り組むことを目的とした非営利団体です。IBMはアライアンスと共同でIBM Cloudにおいて新しいデータプラットフォームを構築し、世界規模でプラスチック廃棄物と回収を追跡することを目標としています。

アライアンスがPRISM(Plastics Recovery Insight and Steering Model)と呼ぶ新しいプラットフォームは、整合性のある実用的な唯一のデータソースとして機能することを目的としており、NGOやバリューチェーン参加者、コミュニティー、規制監督機関やその他の組織に廃棄物管理についての意思決定やプログラムを向上するための情報を提供します。

プラットフォームは利害関係者が様々なデータセットを集結し、データを通じてプラスチック廃棄物の課題解決に協力して対応できるよう設計されています。重点分野として、プラスチック廃棄物の発生と環境への流出、現場での廃棄物管理とリサイクルのソリューション、ツール拡張に伴う追加のデータセットなどプラスチックの消費と回収が含まれています。

アライアンスのプロジェクト担当バイス・プレジデント ニック・コレッシュ(Nick Kolesch)氏は、「プラスチック廃棄物の課題解決の取り組みにおいて私たちが直面している最大の課題は、いかに柔軟で、検証可能で、実用的な方法で大量のデータを統合するかということです。IBM Cloudは移行、ホスティング、ユーザー・アクセスのための簡単なパスとともに、ステークホルダーやバリュー・チェーンの参加者に対してデータを安全に提供できる柔軟性を提供してくれます」と語ります。

IBM グローバル・インダストリー マネージング・ディレクター エネルギー・資源・製造担当のマニッシュ・チャウラ(Manish Chawla)氏は、「プラスチックは、包装や配送など手軽なものから病院や医療従事者が人命救助に使用するような不可欠なものにまで幅広く使用されており、世界経済において重要な役割を果たしています。クラウドやAIを活用することで私たちは、貴重かつ異種のデータを安全かつ柔軟な環境下で統合することができ、アライアンスメンバーや政府、規制監督機関が協力してこの地球問題に取り組むことができます」と述べています。

このプラットフォームは既存のセキュリティーを損なうことなく簡単に異なるデータセットを結合したり拡張したりできるよう設計され、IBM Garageを使って開発を始めました。IBM GarageはIBMと組織が協力して技術やデザイン、ビジネス戦略を組み合わせて迅速な開発と結果を導くフレームワークです。

IBMは長年にわたりより持続可能に運営するお客様の計画を支援しており、その経験に基づき、アライアンスとの協働を開始しました。この取り組みにおいてIBMのクラウドやAI、ブロックチェーンなどの技術は、お客様の環境目標の達成を促進するために活用されます。

IBMの環境への取り組みは、1971年に遡ります。その年、IBMは初めて環境ポリシーを発行しました。そして現在もなお地球資源の適切な管理に取り組んでおり、廃棄物の管理やエネルギーの節約、再生可能エネルギーの使用、二酸化炭素排出量の削減において大きな進歩を遂げています。2019年の年次環境報告書では、大量の使用済み製品や製品廃棄物の処理の取り組みについて明記し、重量ベースでその95%以上が再利用、再販、リサイクルされていると報告しました。

アライアンスは2019年1月、環境中のプラスチック廃棄物をなくすことを目的として発足し、50以上の企業、プロジェクトパートナー、協力者、支援者で構成されています。5年間で15億ドルの資金を集め、プラスチック廃棄物から価値を創出するプロジェクトやパイロットプログラムを企画し、最終的には循環型経済の実現を支援することを目標としています。現在、アライアンスには14のグローバルプログラムと取り組みがあり、今後短期間でその数は倍になると想定しています。

以上

当報道資料は2020年12月15日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2020-12-15-IBM-and-The-Alliance-to-End-Plastic-Waste-to-Create-Data-Platform-to-help-track-global-plastic-waste-in-the-environment

IBM、ibm.comは世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。

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