IBM Cloudのアカウント・カタログをカスタマイズして特定のロケーションに製品を展開する

このたび、IBM Cloud の新しい機能として、カタログのアカウント・ユーザーが製品を展開できるロケーションを制限できる機能が追加されました。

IBM Cloud カタログに掲載されている製品リストが充実するにつれ、ビジネスを標準的に運用するためにチームで作業するガードレールを設置することが重要です。このことを念頭に置けば、製品レベルでユーザーのプロビジョニングの制限を設定できるようになり、利用可能なデータセンター、メトロ、ゾーン、またはロケーションの制限を設定することもできます。

さあ、はじめましょう

お持ちのIBM Cloudアカウントからは、2段階で場所の設定を更新することができます:

• アカウント・レベル: アカウント・レベルの設定では、アカウント・ユーザーが IBM Cloud カタログで表示できる内容を決定し、プライベート・カタログ・レベルで制限のサブセットを作成します。たとえば、Osaka21 データセンターにのみデプロイするようにアカウントのすべてのユーザーにロケーション・フィルターを設定した場合、プライベート・カタログを作成するアカウント・ユーザーは、プライベート・カタログに追加する他のフィルターと一緒に、デフォルトでOsaka21 データセンター・フィルターを持つことになります。アカウントレベルのOsaka21 データセンター・フィルタを削除することはできません。アカウント レベルでフィルターを適用するには、IBM Cloud コンソールから、管理 > カタログ> 設定 を選択し、ロケーションを選択します。

  

• プライベート・カタログ・レベル: アカウント内にあるすべてのプライベート・カタログは、アカウント・レベルでアカウント所有者または管理者によって設定されたフィルターを継承します。さらに、そのアカウントが IBM Cloud エンタープライズの親アカウントである場合、フィルターはすべての子アカウント・グループとアカウントに適用されます。プライベート・カタログ・レベルでフィルターを適用するには、IBM Cloud コンソールから、管理 > カタログ > プライベート・カタログと進んで、プライベート・カタログを選択します。そこから、フィルタの管理を選択し、ロケーションを選択します。

  

ロケーション・フィルターを使用すると、製品の展開をデータ・センター、メトロ、ゾーン、またはリージョンのいずれかに制限することができます。IBM Cloud Catalog の製品が特定のロケーションでの展開をサポートしていない場合、アカウントのユーザーはその製品を展開することができません。

この機会にIBM Cloudを使ってみませんか?

IBM Cloud のカタログの設定からカタログのカスタマイズを試してみましょう。

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ご意見やご質問がございましたら、フィードバック をお願いします。フィードバック・ボタンは IBM Cloud コンソールのどのページにもあります。IBM では、お客様のクラウド・ジャーニーがシームレスで安全になるように、お客様のフィードバックに基づいたアップデートを常に提供できるように努めています。

関連情報のご紹介

• IBM Cloudアカウントのセットアップ
• プライベートカタログで選択できるもののカストマイズ
• 動画: IBM Cloudのカタログ管理(1分, 英語)