IBM Sustainability Software
AIを活用した要件管理を、プライベートクラウドで
2020年11月11日
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エンジニアリング要件管理を支援する
IBM RQAをRed Hat OpenShiftで
あらゆるシステムとあらゆるソフトウェアプロジェクトは、要件からスタートします。そして正しい要件の識別・設定・定義は、その後のすべての開発作業の基盤となります。
要件は、生産性、品質、コストの全要素に大きな効果をもたらすものです。それを的確に理解している企業は、要件が最高の基準に達するよう、要件周りのプロセスに人員や費用などの追加リソースを割り当ててきました。
そして今、多くの企業が「要件こそがAIを活用すべき最も論理的な領域だ」ということに気づき始めたのです。
私たちはこれまで多くのお客様から、AIの活用に関してより高い独立性と強いセキュリティを求めるご意見をいただいていました。
先日、そうした声にお応えし、エンジニアリング要件の品質をWatson AIによって高める製品「IBM Engineering Requirements Quality Assistant(RQA)」を、ハイブリッドクラウド環境のコンテナプラットフォームRed Hat OpenShiftで実行いただけるように拡張いたしました。
このRQAの進化により、IBMのエンジニアリング・ソリューションは、要件に関して「どこでも実行可能」なモデルが提供できるようになりました。
私たちがAI要件管理製品RQAの最初のリリース時に最も注意を払ったのは、お客様の使いやすさを優先することであり、既存の要件管理ソリューションと組み合わせて使えるようにすることでした。
今回発表されたリリースは、お客様から要望の多かった、プライベートクラウドでの実行を可能とするOpenShift対応です。
■ OpenShiftへの移行がもたらす利点
・ より柔軟な管理 | OpenShift 4.3+が利用可能な場所であればどこでも管理できる
・ より自由な配置 | データの配置はファイアウォール内でもパブリッククラウド上でもOK
・ より低いコスト | OpenShiftがもたらす管理業務の削減と運用費用の低下
今回のリリースにより、お客様はRQAを他のソフトウェアと同じ環境で実行することができるようになりました。
これは要件プロセスの完全制御を意味しており、高セキュリティを必須とするプロジェクトにとってはとりわけ重要なことです。
OpenShift対応によるRQAの進化について、より詳しくお知りになりたい方は、ぜひ当ページ下部のお問い合わせよりご連絡ください。
■ RQAの概要
IBM Engineering Requirements Quality Assistant(RQA)は、要件作成からあいまいさとリスクを取り除く製品です。INCOSEガイドラインに基づいた事前学習を実施済みなので、購入後すぐにAIレビュー機能を使用できます。そして要件定義作成者へのWatsonによるコーチングを実行できるので、人手によるレビューを大幅に削減できます。
また、DOORS Next SaaSバージョンとのバンドル販売により、一層素早く簡単にご利用いただけるようになっています。
RQAの進化は、お客様のプロセス効率向上を支援する、IBMの姿勢を表したものです。私たちは今後も、絶えず変化する市場に対し、お客様のさらなる適応力と競争力の強化を後押しさせていただきます。
問い合わせ情報
お問い合わせやご相談は、Cognitive Applications事業 cajp@jp.ibm.com にご連絡ください。
IBM Engineering Requirements Quality Assistant
当記事は『Deploy your requirements management in a private cloud, with AI. Yes, now.』を抄訳したものです。
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