2020年6月10日に発生しましたIBM Cloudのネットワーク障害に関するご報告

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2020年6月10日に発生しましたIBM Cloudのネットワーク障害に関するご報告

2020年6月10日 午後5時55分 公開 / 2020年6月11日 午後2時45分 第1回情報修正

2020年6月10日に、IBM Cloudネットワークにおいて障害が発生いたしました。
現在は全てのシステムが復旧し、正常運用を行なっています。関係の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

障害原因と復旧状況

2020年6月10日 午前6時55分頃、外部のネットワークプロバイダーが誤ったルート広告（ルーター間での経路情報の通知）を行ったため、インターネットのトラフィックに深刻な影響が発生しました。これにより、IBM Cloudのインターネット・ネットワークに障害が発生しました。これは、東京リージョンのデータセンターだけではなくIBM Cloudの複数のデータセンターに以下のような影響を及ぼしました。

• インターネットを介してIBM Cloud上のサービスに接続できない。
• IBM Cloudコンソールにログインできない。

IBM Cloudではネットワークアクセスの回復のためルートポリシー調整を行い、午前9時頃より回復が始まりました。インターネット上の経路情報は同期が徐々に行われるため、お客様がご利用の環境により段階的に復旧が進み、同日午前10時39分までにほぼ全ての通信が復旧しました。

現在、お客様のシステムは問題なく稼働しております。継続して状況をモニタリングするとともに、さらなる再発防止策を検討しています。
また、IBM Cloudのサービスを安心してご利用いただけるよう、さらなる品質の向上に努めてまいります。

日本アイ・ビー・エム 株式会社 クラウド＆コグニティブ・ソフトウェア事業本部

初版公開: 2020年6月10日 午後5時55分

第１回情報修正: 2020年6月11日 午後2時:45分

• サードパーティのネットワークプロバイダーが不正なルート広告 → 外部のネットワークプロバイダーが誤ったルート広告
• 東京リージョンだけではなく全リージョンに→ 東京リージョンのデータセンターだけではなくIBM Cloudの複数のデータセンターに
• 午前10時30分 → 午前10時39分
• 再発防止策 → さらなる再発防止策

投稿：IBM Cloud Blog Japan 編集部