IBM Sustainability Software
走行データから新しいビジネスモデルを – オープンテレマティクスプロジェクト
2019年02月09日
カテゴリー IBM Sustainability Software | コネクテッドカー | 技術動向・トレンド | 自動車
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車の走行データを活用して、新たなビジネスモデルを生みだせないだろうか?
— 自動車関連メーカーはもちろん、観光、小売、損保などのさまざまな業界でアイデア出しや議論が行われているものの、実際の取り組みにつなげるための実証実験まで進んでいるものは決して多くありません。
この取り組みを難しくしているのが、実データの入手や取り扱いです。
実験のために作りだしたような「テストのためのテストデータ」ではなく、生活者の行動そのものがリアルに映し出されるデータでなければ、しっかりとしたビジネスモデルを組み上げるのが難しいのです。
またそのためには、シンプルな走行データだけではなく、運転者の好みやライフスタイルを示す属性情報や、天候、地域などの複数の情報とかけあわせて、そこから大きな価値へとつながるインサイトを導き出す必要があります。
こうした背景の中、車の走行データを基にした新しいビジネスモデル創出を支援しようという「オープンテレマティクスプラットフォーム共同開発プロジェクト」が、エブリセンスジャパン、日本アイ・ビー・エム、ディーアンドエムの3社共同でスタートしています。
このプロジェクトは「IBM IoT Connected Vehicle Insight」をプラットフォームとして用い、個人から提供される自動車の走行データを基に実証実験を行い、2019年内の商用化を目指すものです。
取り扱いデータの豊富さと実験規模の大きさから、今後大きな注目を集めることが想像されます。
なお、このプロジェクトは、新しいビジネスモデル創出の検討を希望する企業・学術団体が有償で加わることができるようになっており、2月20日(水)に新宿のディーアンドエム社にてプロジェクト説明会が開催される予定です。
下記ウェブページにて、説明会参加申込を受け付けていますので、ご興味のある企業・学術団体の方は参加されてみてはいかがでしょうか(申込締切:2019年2月19日(火)17:00)。
問い合わせ情報
お問い合わせやご相談は、Congitive Applications事業 cajp@jp.ibm.com にご連絡ください。
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